雑談掲示板
- 日時: 2016/03/10 17:06
- 名前: 翼の勇車 (ID: qXrd4tL6)
MH4掲示板より続くモンハン小説スレ五代目です!
内容は題名の通り、この場所ではMHXに限らずモンハンの二次創作小説を書いてください! 勿論初めての方でも初代から書いてくださってる方でも大歓迎です!
過去シリーズリンク
初代
ttp://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=49
二代目
ttp://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=828
三代目
ttp://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=977
四代目
ttp://mh4g-cap.net/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=18
書く時は必ず話数を記入してください。
本スレで作品を書いている、或いはこれから書こうと思っている方へ――ダブルサクライザー様より >>36
↓以下作品目次
―――――
◆クロスオーバー
〜やはり俺の行いは間違っていない〜(ダブルサクライザー様×翼の勇車)
目次>>279
―――――
◆ダブルサクライザー様の作品
○モンスターハンター 短編小説シリーズ
目次 >>280
○モンスターハンター 〜星屑の瞬き〜
目次 >>281
―――――
◆smash様の作品
○〜巨大都市バルバレ 発展までの過去〜シリーズ
目次 >>282
―――――
◆モンモン様の作品
○〜見つからないもの 探す者〜
目次 >>283
○本の中の旅人達
目次 >>284
―――――
◆創造神ゼウス様(vista様)の作品
○ユクモ村歴戦記シリーズ
目次>>285
―――――
◆EXTENDED様の作品
○世界を旅せし狩人〜狂竜病を滅ぼし者〜
目次 >>286
○もうひとつの物語
目次 >>287
―――――
◆翼の勇車(スレ主)の作品
○モンスター&ハンター
目次 >>288
―――――
◆ゆるふわ様の作品
目次 >>289
―――――
◆紅蓮丸様の作品
○~とあるハンターの狩人記録~
目次 >>290
―――――
◆一方通行様の作品
○モンスターハンター 〜狩人としての責任〜
目次 >>291
―――――
◆青空様の作品
○ハンター達の目的
目次 >>292
―――――
◆クルセイダー様の作品
○ハンターズアドベンチャー 〜エピソード クロス〜
目次 >>293
―――――
◆名無しのパワー様の作品
○モンスターハンター 〜猛者たち〜
目次 >>294
―――――
◆かにゃえ丸様の作品
○〜死に行く者の背中〜
目次 >>295
―――――
◆羽衣様の作品
○モンハンクロス 『爆殺厨と闘う騎士団』
目次 >>296
―――――
◆こんがり肉様の作品
○「 狩人の証」
目次 >>297
―――――
◆猫好き様の作品
○モンスターハンター 〜煉黒の燭〜
目次 >>298
―――――
更新>>299まで
- 日時: 2015/10/14 14:15
- 名前: EXTENDED ◆FGU2HBsdUs (ID: Za7MdbH3)
スレ立てお疲れ様。
まだこっちには書かないけど発売されたらこっちになるかも
一応予約はしたから今続けてるのにMHX要素いれようとは思ってる
あと目次更新がんばれ。
- 日時: 2015/10/14 16:50
- 名前: モンモン (ID: rgZq3wIN)
スレ立てお疲れ様です!
引き続き頑張っていくのでよろしくお願いします!
- 日時: 2015/10/14 21:59
- 名前: 翼の勇車 (ID: VZfvMJz6)
あぁ、双剣さんやペンギンさんが経験してきたあの目次制作の苦しみが、ついに我の身にも……。さ、サボらなけりゃ大丈夫なはず……。
自分も近いうちに作品投稿します。クロオバ楽しみだな……←気が早い奴
- 日時: 2015/10/17 06:55
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: c6qUUue7)
あぁ、やっと見つかった……ここにあったんですね。
皆さんどうも、あいも変わらずダブルサクライザーです。
ひとまず、こちらで顔を出しつつ設定を晒しておきます。
最近はpixveの所でも、ガ○プラ小説のクロスオーバーに忙しく、モンハン側に手が出しにくい状態です。
あと一ヶ月と少し、それまでに設定とかまとめておく次第です。
……と言うか、モンハンクロスの小説に繋げる予定の短編小説とか書こうかな。気が向いたら程度のモノですが。
- 日時: 2015/10/20 01:05
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: jtT6COv9)
モンスターハンター 短編小説シリーズ
〜モノクロノセカイ〜
ーー俺は、いつだって独りだったーー。
吹雪に覆われた小さな村、ポッケ村に来る途中にティガレックスに襲われた時も、村に来てから依頼を受けて成功した時も、失敗した時も、ティガレックスとの決戦に勝利した時も、上位クラスのハンターになっても、古龍を相手にしている時も、覇竜アカムトルムを討伐した時も、
独りだった。
別に寂しいとか仲間が欲しいとか、そんな感情は起きない。
独りでいるのが長過ぎた故に慣れ過ぎた。
村に来てから、五年か。
何者の手助けも借りず、俺はモンスターを薙ぎ払い、吹き飛ばしてきた。
今更、俺に仲間なんか要らない。
一人で十分だった。
俺が二十歳になったばかりのある時、村長は「里帰りをしてみてはどうか?」と訊いてきた。
帰る故郷があるなら、独りなんて言わない。
それでも俺は何故か、村長の言葉に頷いていた。
いや、理由は分かっていた。
ーー俺は、死に場所を欲しがっているに違いないーー。
生きる意味を見出だせない、俺なりの答えだったのだろう。
潔く生きることの出来ない俺は、死ぬべきだ。
いや、どんなに汚れても、死んでしまえばそれきりだ。
ただ生き続けるか、さっさと死ぬか。
至極簡単な二者択一だ。イエスかノーかくらい簡単だ。
普通の心臓なら前者を選ぶところだろうが、俺は自然と後者を選んでいた。
とんだ自殺志願者だな、と心の中で自分を嘲りながら、俺は里帰りとは名ばかりの自殺へと旅立っていった。
村を出て、ほんの数時間。
空には暗雲が立ち込め、吹雪が強くなってきている。
この感覚を俺は知っている。
見上げれば、暗雲を切り裂いてソイツが降りてくる。
鋼龍クシャルダオラ。
昔、と言っても二年ほど前に相手をしたことがあったが、あの時は見えない風の障壁に阻まれて、撃退することに死に物狂いになっていたな。
が、今は違う。
「ゴォアァァァァァァァァァァ!!」
クシャルダオラは地表に降り立つなり、俺に対して剥き出しの殺意を向けてきた。
そりゃそうだろうな。
だって俺、黒き神を越えた力持ってるし、敵だと思われても仕方無い。
背中の、黒き神を封じ込めたガンランスを抜き放ち、構えた。
悪いけど、お前なんか俺を殺すに値しねぇよ。
「邪魔だ」
構えた砲口の引き金を引き絞れば、封じられた黒き神が吼える。
俺を死の淵まで叩き落とした力だ。喰らったら、
死ぬ。
放たれる轟音の嵐は、雪どころか地盤すら吹き飛ばし、クシャルダオラをズタズタに引き裂いていく。
俺が放った一撃で、クシャルダオラは地に伏せた。
相手が俺で悪かったな、いや、お前が弱いのか?
どっちでもいいんだけどね。
俺は何事も無かったかのようにガンランスを背負い、自分で吹き飛ばした地盤を再び踏み締める。
さて、クシャルダオラじゃ役不足だもんな。
どこかに、俺を殺せるだけの力を持ったヤツはいないもんか。
テオ・テスカトルもナナ・テスカトリもオオナズチも、キリンも役不足だ。
伝説の黒龍でもいれば丁度いいんだろうけど、そんなに都合良くないわな。
気がつけば、雪山の奥深くまで来ていた。
こんなところに道なんてあったのか。ここの生活が長かった俺でも知らなかった。
俺は興味本意でそこへ足を踏み入れた。
その先。
そこに眠っていたのは、白き神だった。
アカムトルムと対を成すかのような、白。
まるで目覚めの時を待っているかのように、ヤツは眠っている。
そうだ、こいつがいい。
俺はこいつと崇高なる決闘を行い、そして散る。
うん、我ながら臭すぎてゲロ吐きそうなロジック付けだ。
決闘なんて言っても、そんなにカッコイイことじゃない。
互いに防衛本能を全開にした、血の啜り合いだ。
俺はおもむろにガンランスを抜いて、ソイツの耳だろう部位に砲口を押し付ける。
「はーい、おはよーございまーす」
クシャルダオラに喰らわせたのと、同じモノを放った。
するとソイツは、鬱陶しそうに首をもたげ、ゆっくりと起き上がった。
スコップのような顎、サメのようなヒレ、丸くて太い爪。
これだけ聞くと、なんか弱そうに聞こえるけど、それは大間違い。
さっきのクシャルダオラなんざ、比べ物にもならない。
ソイツは俺を睨み付け、後ろ足で立ち上がった。
「ヴゥオォォォォォォォォォォォォォォォ!!」
咆哮だけでソイツの周りの空気が吹き飛ぶ。
そんなところもアカムトルムそっくりだ。
俺は口の端を歪めて、ガンランスを構え直した。
「俺を殺してみろよ」
確かめてやろうじゃないか。
コイツが、俺を殺すに値するだけの怪物かどうか。
俺に、最高の死を与えてみろ。
安心しな、相手は俺だけだ。
はてさて、俺は生きるのか、それとも死ぬのか。
ーーどっちみち、独りだけどなーー。
- 日時: 2015/10/27 20:36
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 2CDfHAfm)
モンスターハンター 短編小説
〜二人三脚【前編】〜
水没林。
鬱蒼とした熱帯雨林と、広大な河で構成された狩り場で、潮の満ち引きによって棲息するモンスターの分布すら変わってくる。
今の季節は潮が引いており、足をつけて歩くには問題ないが、潮が満ちる季節だと、狩り場の半分を埋め尽くすほど河が溢れるため、水中に棲息するモンスターが活発化する。
地図上で言うところの、エリア4。
「グアァッ、ギャァァッ!」
「グァッ、グァッ、ギャァァッ!」
朱い体躯に、黒の斑点模様、膨らんだ首元。
小型の肉食竜だが、狩りのために毒を吐き出すように派生した、フロギィだ。
膨らんだ首元が毒を生成するための毒袋となっており、そこから霧状の毒を吐き出し、獲物を弱らせる。
「コトネー、そっち行ったよー!」
フロギィの一頭が、そのハンターへと向かう。
「ふあぁっ、きっ、来たぁっ……!」
コトネ、と呼ばれた年端もない少女ハンターは、一応身構えるものの、完全にへっぴり腰で膝が笑っている。橙色のショートボブに、不安に揺れる蒼の瞳は、まだ子どもである幼さを残している。
緑を中心に紫色であしらった、鎧と言うよりは民族衣装に近い外観の防具、ペッコシリーズを身に纏い、左手には湾曲した鉄の刃の片手剣、アサシンカリンガを握る。
コトネに狙いを付けたフロギィは、体当たりを仕掛けようと体躯をよじり、全体重をもってしてコトネに飛び掛かる。
「きゃっ!」
コトネは咄嗟にアサシンカリンガの盾を身体の前に押し出し、タックルの直撃は防ごうとする。
が、フロギィの全身とアサシンカリンガの盾が衝突すると同時に、ロクに踏ん張れていないコトネは簡単に吹き飛ぶ。
「あぅっ……」
水溜まりに背中から叩き付けられ、水飛沫が飛び散る。
「ギャァァッ、ガァァッ!」
捕らえた、と言わんばかりにフロギィは仰向けに倒れているコトネの身体を地面に押さえ付けた。
鉤爪でギッチリとコトネを拘束したフロギィは、その綺麗な顔立ちに毒霧を吹き掛けようと毒袋を膨らませる。
人間の命を瞬く間に奪い取る毒が、目の前。
「やっ、やだっ……!」
思わず目をぎゅっと閉じるコトネだったが、フロギィはその溜め込んだ毒を明後日の方向に撒き散らしながら吹き飛んでいった。
「大丈夫?コトネ」
「……ふぇ?」
おそるおそる目を開けたコトネの見上げた先には、桃色の長髪と水色の瞳を持った、華々しいアゲハ蝶が心配そうに見詰めながら手を差し伸べていた。
……否、それはアゲハ蝶ではあるものの、歴としたハンターの装備だ。
ファルメルシリーズと言う、希少な虫を素材とした防具で、一見簡単に破れてしまいそうなほどヒラヒラした造りだが、ブッ飛ばされても決して汚れることはないと職人が語るほどの強度と華美さを併せ持ったモノだ。
今は杖のように地面に置いている武器は、セロヴィセロジョーヌ。飛甲虫ブナハブラの素材をベースとした雷属性の狩猟笛で、弦を鳴らして音色を奏でると言う狩猟笛としては変わった構造を持っている。
先程フロギィが吹き飛んだのは、それで直接殴り飛ばしたからだ。
「あ、ありがと、サフラン」
コトネはサフランと呼ぶ少女の手を取り、起こしてもらう。
サフランはコトネを立ち上げると、小さく溜め息をつく。
「んもー、コトネ?相手は小型モンスターなんだから、そんなに怖がらなくても平気だってば」
「ご、ごめん……」
「ま、コトネは優しいからしょうがないよね。モンスター相手は、このサフランにお任せってね」
気にしない気にしない、とサフランは気丈に振る舞う。
そんな彼女に申し訳なく思ってか、コトネはさらにしゅん、としてしまう。
コトネ・カンナ
サフラン・クランベリー
二人はこの水没林の近くの集落のハンターであり、かつ幼馴染み。
ハンターになりたいと言ったのはサフランであり、コトネはそれについてきただけのようなものだ。
年端もない少女には似つかわしくないこのハードな職業を始めて既に三ヶ月。
サフランは活発的な性格が功を奏してか、才覚を早期に現し始め、リオレイア程度なら一人でも問題なく狩れるほどの実力を身に付けていた。
一方のコトネは生来の弱気な性格が災いし、サフランがいなければ狩り場に赴くことすら躊躇するほどだ。
もっとも、サフラン自身もコトネの弱気な性格を理解した上で、共にこうして狩り場に立ち入ってはモンスターを相手に大立回りを演じているわけだが。
コトネも頑張ろうとしてはいるのだが、弱気なのはどうにもならず、身に付けているペッコシリーズも実質、サフランのおこぼれに預かったようなものだ。
それが尚更に拍車をかけて、コトネはサフランに謝るばかり。
「だからいいの。それより、今日のターゲットはロアルドロス。もっと張り切っていかないとね!」
「う、うん……」
落ち込むコトネと、それを励まそうとするサフラン。
三ヶ月の中、ずっとこれが続いていた。
エリア5。
ここにはロアルドロスはおらず、代わりにケルビが数頭いるだけだ。
水獣ロアルドロスは、メスであるルドロスを侍らせたハーレムを作るオスのルドロスのことを指す。
そのため、ロアルドロスが点在する狩り場は自然とルドロスが多いはずなのだが、先程から見かけるのはフロギィやズワロポスばかり。
もしかすると、現在の水没林のルドロスの個体そのものが少なく、ロアルドロスの元に集まっているのかもしれない。
その可能性だけ頭の片隅に置きながら、サフランはコトネに話し掛ける。
「ねぇ、コトネ」
「な、なに?」
「ほんとにハンターやってるのが嫌だったら、辞めてもいいんだよ?」
そう言ったサフランの言葉は、軽蔑も卑下もない。ただ、幼馴染みを心配する声だ。
だが、それを耳にしてもコトネは首を縦に振らない。
「……ねぇ、サフラン」
不意にコトネの声のトーンが下がる。
「私って、ハンターやめた方がいいの?」
涙目でそう問い掛けるコトネ。
サフランはその涙目を見て、すこしだけ反応を遅らせてから、答えた。
「その、誰にでも向き不向きがあるんだし?ハンターじゃなくても幸せになれる道なんてたくさんあるし……」
「……やっぱり、やめた方がいいんだね」
コトネは足取り重くベースキャンプへ歩き始めた。
「私、足手まといだし、ベースキャンプで待ってるね……」
「ちょ、コトネ!?足手まといだなんて、私……」
そこまで言いかけて、サフランは反射的にセロヴィセロジョーヌの柄に手を添えた。
瞬間、ケルビが草を食んでいたところに、黒い刃が切り裂いた。
漆黒の体躯、鋭い紅眼、前肢から伸びた一対の刃。
「……ナルガクルガ!?」
- 日時: 2015/10/28 23:28
- 名前: 翼の勇車 (ID: YYhUW0Pd)
サクラさんの短編シリーズいいですねぇ。自分も早く何か書かねば(使命感
まぁリメイクになるんですが。
- 日時: 2015/10/29 22:03
- 名前: smash ◆GYqjbh2lpk (ID: rO9yK5OM)
モンハン関連ならどんな小説でも良いですよね?
- 日時: 2015/10/29 22:46
- 名前: smash ◆GYqjbh2lpk (ID: rO9yK5OM)
もう書いちゃいます。
長編になるかもです。(3〜10話で終わらせます)
注意事項
・この作品は実際にモンハンに登場しないモンスター、アイテム、地名、村などが登場します。
・当方は国語力非常に低いので誤字が紛れる可能性が高いです
作品名↓
〜巨大都市バルバレ 発展までの過去 第1章〜
ここはバルバレ我が国の首都だ
多くの人々が在住している。
世界中の情報、物々が次々と入ってくる。
市場には雑貨屋、武器屋、加工屋(鍛冶屋)、食事所、クエストカウンター、など
ハンターにも住民にも住みやすい街となっている。
年に一度砂漠に ダレン・モーランが出現する時期には祭が開催され活気が溢れ平和でもある。
しかしこの様な素晴らしい都市になるには多くの苦労があった事を知るものは少ない、
実はバルバレを作ったと言っても過言ではない功労者がいたのだ。
続く
ーーーーーーーーーーーー
今回はこの辺りで終わりです。
次回もお楽しみに♪
- 日時: 2015/10/30 16:28
- 名前: smash ◆GYqjbh2lpk (ID: Xk5c3COm)
第1章はこちら>>9
〜巨大都市バルバレ 発展までの過去 第2章〜
今のバルバレがある土地の30年前だ
ここには小さな村、その名も【クラウド村】があった。質素で住民も少なかったが村人達は楽しく生活していた。
村長の名はバル
働き者で村人からも人気がある青年だ
そんな村の唯一の問題点は 巨大モンスター ダレン・モーランである。
あいつが現れると家は壊され田畑が荒れる
しかしどうしようも無かった
武器も防具も無い村人は逃げ惑うしか手段は無いのだ
もうすぐダレン・モーランが現れる日が近づき困っていたある日のこと、その頃首都であった【エメラルドシティ】からモンスターハンターの仕事をしているという旅人、その名はフジ、がやってきたのだ。
当時モンスターハンターは非常に珍しい職業であった。
モンスターハンターはモンスターを狩る職業だと知ったバルは尋ねた。
『ダレン・モーランを狩って頂けないでしょうか?』
フジは即答で『良いですよ』と答えた。
まだ下級のハンターではあったものの村人からすれば心強いハンターだった。
それから数日後ダレン・モーランが現れた。
バルは達は遠くから見守る事にした。
戦闘が始まった
序盤フジはヘビィボウガンを使用し少しづつだか確実にダメージを与えている。
その後ダレン・モーランがダウンした直後フジは必殺ワザでトドメをさした。
運悪く逃げられてしまったが一時的に追い払う事に成功した。
村人達は歓声を上げた
バルはフジに深く礼をした。
『本当に有り難う御座いました』
その日の夜は宴会で楽しいひと時を過ごした。
次の日フジはバルにとある提案をした。
『エメラルドシティに来てみてはどうでしょうか?』
バルは少し戸惑ったものの都会への憧れも有り
『是非連れて行って下さい』
と返した。
『では明日にでも出発しましょう!!』
とフジが言うので早速準備をした。
いよいよバルはエメラルドシティへと向かう。
続く
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回はこの辺りで終わりです。
次回もお楽しみに♪
- 日時: 2015/10/30 00:35
- 名前: 翼の勇車 (ID: 9JnXKwFm)
>>8
はい! モンハン小説でしたら許可なぞいりません! 新人さんは大歓迎ですよ!
このシリーズでは30話を越える作品なんかもザラですので、ドンドン書いてしまってください!
- 日時: 2015/10/30 04:56
- 名前: smash ◆GYqjbh2lpk (ID: .wEfTcjy)
了解です。
ポケモンの小説は少し書いた事があります。(低評価)
ttp://mh4g-cap.net/mhx/bbs_talk/index.cgi?mode=view2&f=9&no=8
こんな感じに一つのレスのURLはどの様に見つけるのかな??
- 日時: 2015/10/30 11:50
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: VkAU/XWe)
モンスターハンター 短編小説
〜二人三脚【後編】〜
突如現れてはケルビを一蹴した迅竜ナルガクルガは、サフランとコトネを睨み付け、咆哮を上げた。
「グォアァァァァァッ!!」
真紅の双眼が爛々と輝き、それはまるで獲物を見つけたと言わんばかりに狂喜しているかのようだ。
ナルガクルガそのものは、サフランも相手にしたことはあった。
が、それは他所のベテランハンターの補助と言う形で狩りに参加しただけで、正面切って戦ったことはない。
それでもやるしかない。
背を向けた瞬間、あの一対のブレードに斬り殺されるのは見えている。
「コトネっ、早く逃げて!こいつは私が……!」
サフランはセロヴィセロジョーヌを構え直し、コトネに逃走を促す。
彼女を守りながら戦える自信はない。
幸い、コトネは既にエリアから脱しているのか、後ろ姿が遠ざかっていくのが見える。
とりあえず一安心、は出来なかった。
すぐにでもナルガクルガは間合いを詰めてきている。
サフランはダンッと水没林のぬかるんだ地面を踏み蹴って、ナルガクルガの側面へ回り込む。
狩猟笛の旋律の基本である、演奏者自信の脚力強化だ。
「ハァッ!」
踏み込みつつ、セロヴィセロジョーヌをナルガクルガの後ろ足へと叩き付ける。
ナルガクルガの弱点属性が雷なのが不幸中の幸いだ。
雷光虫の発電力が衝撃と共に放たれ、黒毛を焼き焦がす。
「シャォガァァァッ」
瞬間、ナルガクルガはその場からしなやかに跳躍した。
迅竜と呼ばれるその所以の一つである、この俊敏力。
側面を取っていたはずのサフランの、さらに側面に一瞬で回り込む。
「!」
咄嗟、半ば反射的にサフランはその場を転がった。
しかし、すぐさま飛び掛かってきたナルガクルガの前足の一撃を受けて、サフランは吹き飛ばされる。
「いっつッ……!?」
どうにか受け身は取れたサフランだが、横殴りの痛みは無視できない。
「……なんとか、撃退はしないと」
ロアルドロスどころの話ではない。
元々、村の漁師達がロアルドロスに悩まされての依頼だったのだが、それよりも危険なナルガクルガが出現したとなれば、尚更だ。
サフランは唇を噛み締め、再びナルガクルガに立ち向かう。
サフランを置いて一人ベースキャンプに戻ってきていたコトネ。
テントのベッドに腰掛けて俯く。
思い出してしまうのは、ハンターになってから今までの三ヶ月。
ずっとサフランの足手まといだった。
しかし彼女や村人は笑顔で迎えてくれる。
その裏が怖かった。
「(私って、なんでハンターになったんだろ……?)」
幼い頃。
村の男の子達に虐められていた時、助けてくれるのはいつもサフランだった。
そんな彼女のために、といつも思っていた矢先に、サフランがモンスターハンターになろうとしていた。
無意識の内に考えていたのだ。
「サフランを助けたい」と。
ついさっきでも、サフランはコトネを助けて、一人で害を退けようとしている。
遠くで、モンスターの咆哮が聞こえてきた。
サフランはまだ戦っている。
また、サフランに助けられたまま、何もしないでいるのか?
コトネは、ペッコアームを握り締めた。
ナルガクルガは尻尾をしならせて、鋭利な棘を放ってきた。
サフランは肩で息を切らしながらも、辛うじてそれを回避する。
木の幹に深々と突き刺さったそれを見て、背筋を強張らせた。
もしあれが自分の身体だったりしたら、と思うとゾッとする。
自分強化の旋律効果はとっくの昔に切れている。
演奏をしようにも、モンスターの注意が自分にしか向いていないのでは演奏する余裕すらも失われる。
「はぁっ……はぁっ……んくっ……」
どうにかこうにか回復薬を飲んで、無理矢理体力を回復しても気力までは回復してくれない。
「シャォガァァァッ」
またナルガクルガは跳躍と共にサフランの死角に回り込んでくる。
着地するなり上体を捻って、尻尾を鞭のようにして振り抜いてくるナルガクルガ。
八割ほどの余裕があればこれをかわせたものを、疲労困憊に陥っているサフランは反応が遅れ、それを直撃した。
「ぅんっ……!」
容赦なく泥沼に叩き付けられるサフラン。
華美なファルメルシリーズも、羽根飾りを千切られ、泥だらけになっていた。
俯せに倒れたまま、サフランは動けなくなってしまった。
「コト、ネェ……ごめん、ね……」
後は止めを刺されて終わりだ。
ナルガクルガが今まさに止めを刺そうと迫る、その時。
サフランの身体に、回復薬を流し込まれた感覚が過る。
何度も何度もそれが繰り返され、サフランは力を取り戻して立ち上がった。
「(広域化……ひょっとして……?)」
続けて角笛の音色が鳴らされ、ナルガクルガはその方向へ向き直る。
「そう、こっちだよ……」
その方向には、角笛を片手に回復薬を飲んでいるコトネの姿だった。
「コトネ!?」
そう、コトネのペッコリシーズには広域化の性能を備えられており、視界に届く距離にいる者全員に回復薬などの効果を与えることが出来るのだ。
「グォウゥッ」
サフランが驚くと同時にナルガクルガはコトネへと突進する。
「サフラン!反対側から逃げてぇー!」
それだけ叫ぶと、コトネはナルガクルガに背を向けて一目散に今来たエリアから逃げ出す。
コトネの言葉を理解したサフランは、エリア6へと走る。
そのまま、ベースキャンプへ合流だ。
コトネの思う通り、二人はベースキャンプで落ち合えた。
サフランは身体を引き摺りながら、どうにかたどり着く。
「サフラン!大丈夫!?」
コトネは駆け寄ってサフランを支える。
「あっはは……コテンパンにされちゃった」
小さく舌を出すサフラン。
「無理しちゃダメだよ、ほんとに……」
コトネは半ば強引にサフランを座らせる。
「でも、助けてくれてありがとう、コトネ」
「お礼を言うのは私の方だもん」
サフランの装備を外しつつ、コトネはサフランと目を合わせる。
「私ね、ずっとサフランを助けてあげたいって思ってたの。でも、やっぱりサフランに助けてもらってばっかりだったから……」
ふわりと微笑むコトネ。
「ハンター、辞めないよ。これからもずっと、サフランを助けてく」
「コトネ……」
「っても、またサフランに助けられそうだけどね」
「……それじゃ、お互い様の二人三脚ってことで」
「うん!」
狩りには失敗した。
だが、それよりも大きな収穫が、二人の間に生まれた。
二分の一ではなく、二人三脚でーーーーー。
- 日時: 2015/10/30 11:53
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: VkAU/XWe)
>>12
smashさんこちわっす。
初代からこそこそ活動してるダブルサクライザーと言う者です。
ウチはクロス発売まで短編小説をちょくちょく書いてますので、お互い頑張っていきましょう!
- 日時: 2015/10/30 13:06
- 名前: smash ◆GYqjbh2lpk (ID: QYabo2X7)
>>14おお!!
先輩様からのコメント有り難うです。
まだまだ新人ですがダブルさんの小説を参考にしつつ頑張ります。
以後宜しくお願い致します。
- 日時: 2015/10/30 22:39
- 名前: 翼の勇車 (ID: 9JnXKwFm)
>>15
サクラさんの小説は素晴らしい良作ばかりですからねぇ、参考になると思いますよ。モンここ同期の我とは雲泥の差ですよ全く……。
さて、目次サボらんように頑張らな……。
- 日時: 2015/11/01 04:10
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: afzhnawZ)
>>16
そーいやスラ×エリさん、リメイクと言ってもどの作品のリメイクをする感じですか?
ちなみに、僕はクロス発売以降に書こうとしてる作品に登場させる予定のキャラは大体決まってきてます。
今回はオトモアイルーを四匹登場させての、番外編でモンニャン隊とか言うのも考えてたりも。