雑談掲示板
- 日時: 2016/03/10 17:06
- 名前: 翼の勇車 (ID: qXrd4tL6)
MH4掲示板より続くモンハン小説スレ五代目です!
内容は題名の通り、この場所ではMHXに限らずモンハンの二次創作小説を書いてください! 勿論初めての方でも初代から書いてくださってる方でも大歓迎です!
過去シリーズリンク
初代
ttp://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=49
二代目
ttp://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=828
三代目
ttp://mh4g.com/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=977
四代目
ttp://mh4g-cap.net/bbs_talk/index.cgi?mode=view&no=18
書く時は必ず話数を記入してください。
本スレで作品を書いている、或いはこれから書こうと思っている方へ――ダブルサクライザー様より >>36
↓以下作品目次
―――――
◆クロスオーバー
〜やはり俺の行いは間違っていない〜(ダブルサクライザー様×翼の勇車)
目次>>279
―――――
◆ダブルサクライザー様の作品
○モンスターハンター 短編小説シリーズ
目次 >>280
○モンスターハンター 〜星屑の瞬き〜
目次 >>281
―――――
◆smash様の作品
○〜巨大都市バルバレ 発展までの過去〜シリーズ
目次 >>282
―――――
◆モンモン様の作品
○〜見つからないもの 探す者〜
目次 >>283
○本の中の旅人達
目次 >>284
―――――
◆創造神ゼウス様(vista様)の作品
○ユクモ村歴戦記シリーズ
目次>>285
―――――
◆EXTENDED様の作品
○世界を旅せし狩人〜狂竜病を滅ぼし者〜
目次 >>286
○もうひとつの物語
目次 >>287
―――――
◆翼の勇車(スレ主)の作品
○モンスター&ハンター
目次 >>288
―――――
◆ゆるふわ様の作品
目次 >>289
―――――
◆紅蓮丸様の作品
○~とあるハンターの狩人記録~
目次 >>290
―――――
◆一方通行様の作品
○モンスターハンター 〜狩人としての責任〜
目次 >>291
―――――
◆青空様の作品
○ハンター達の目的
目次 >>292
―――――
◆クルセイダー様の作品
○ハンターズアドベンチャー 〜エピソード クロス〜
目次 >>293
―――――
◆名無しのパワー様の作品
○モンスターハンター 〜猛者たち〜
目次 >>294
―――――
◆かにゃえ丸様の作品
○〜死に行く者の背中〜
目次 >>295
―――――
◆羽衣様の作品
○モンハンクロス 『爆殺厨と闘う騎士団』
目次 >>296
―――――
◆こんがり肉様の作品
○「 狩人の証」
目次 >>297
―――――
◆猫好き様の作品
○モンスターハンター 〜煉黒の燭〜
目次 >>298
―――――
更新>>299まで
- 日時: 2016/02/02 15:45
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: Vd8caVZu)
モンスターハンター 〜星屑の瞬き〜
十五章 エイミング・デザート
エリア7に、ドスガレオスが動いている。
あの通常のガレオスよりも大きく浅黒い背ビレは、間違いなくドスガレオスだ。
エリア8から様子を窺うシルバは、確かに肉眼でその姿を確認した。
「くそっ、案の定起きてたか……」
ドスガレオスはまだこちらの存在には気付いていない。
だからと言って、気付かれないように商隊を動かせるのかと問うのなら、答えは「NO」だ。
砂中で活動するガレオス種は、視力が退化している代わりに、聴力が大きく発達しており、足音はおろか、呼吸の音さえ聞き分けるほどだ。
人間だけで動くならまだしも、草食竜であるアプノトスもいる。
「気付かれない」と言う選択肢は既にない。
ドスガレオスが別のエリアまで移動するのを待つと言う選択肢もあるが、ドスガレオスは一定のルートを巡回しては首だけを出して辺りを見回し、また砂に潜っては一定ルートを巡回、と言うことを繰り返していた。
エールとマリーが狩ったガレオスの死骸の臭いを嗅ぎ付けているのだろう、それを不自然に捉えている。
恐らく、原因を排除するまでこのエリアから出ようとしないだろう。
「やっぱり、力尽くで撃退するしかないのか」
背中に納めているツインダガーの存在を確かめながら、シルバはエールとマリーを一瞥する。
エールは迷いなく頷き、マリーはエールが頷くのを見てから頷いた。
「よし……、商隊の皆さん!もうしばらくだけ待っててください!」
シルバは声を張って商隊に今しばらくの辛抱を頼み、エリア8を出る。
エリア7に少しでも踏み込めば、すぐにでもドスガレオスはシルバ達の存在に気付く。
シルバはポーチに手を突っ込みながらドスガレオスへ走り寄る。
「エール、マリーッ、耳塞いでろ!」
ある程度間合いが縮まったのを見計らって、シルバはエールとマリーに注意を促してからポーチの中にある拳大のソレを全力投球してから、すぐに耳を両手で塞ぐ。
「こいつを喰らえッ!」
シルバが投げ付けたそれは、ドスガレオスの背ビレの上でキィンッと甲高い音を立てて炸裂した。
「グォッ、ギュオォォォォァッ!?」
同時に、ドスガレオスは驚いたような声を上げながら砂から飛び出し、陸に揚げられた魚のようにのたうち回る。
ガレオスやドスガレオスは、発達した聴力のせいで、大きな音を立てられるとこのように驚いて砂から出てくるのだ。
その上、ほんの少しの間だけだが、のたうち回るのでハンター側からすれば大きな攻撃チャンスである。
「行くぞ!」
「はい!」
シルバはのたうち回るドスガレオスの頭に陣取ると、ツインダガーを抜き放つと同時に鬼人化、即乱舞を叩き込み、エールはそのシルバの邪魔にならない位置からユクモノ弓を引き絞り、シルバが攻撃している頭より少しだけ下、首筋を狙い射つ。
マリーはドスガレオスの懐に潜り込んではユクモノネコ木刀を腹に振るう。
シルバが乱舞を二回ほど放った後に、ドスガレオスは二足歩行で起き上がる。
ガレオスの三倍近い巨体。
ドスランポスなど比較にもならない大きさだ。
シルバは鬼人化を解除、一度距離を置く。
「でかい……こいつを殺れって言うのか」
「ギュオォォォッ!!」
ドスガレオスは首を振り上げると、ガレオスと同様に口から砂ブレスを吐き出して来る。
ガレオスが吐き出すソレよりも大きく質量も比べ物にならないだろうが、やはりその挙動は大きく緩慢だ。
シルバは何も慌てることなく回避、同時に大きく踏み込み、ドスガレオスのその扁平な顔面にツインダガーを突き刺し、押し広げる。
しかしそこからの連撃には繋げずに、また距離を置いた。
どこがどう、ガレオスと違うのか分からないからだ。
相手の出方が完全に分かるまでは、踏み込みきれない。
距離を置こうとしたシルバだが、ドスガレオスはその場で回転して、尾ビレで薙ぎ払ってくる。
「(リーチが段違いだ!?)」
ガレオスと同じように避けても、当たる。
シルバは咄嗟に砂漠に俯せになるように倒れる。熱砂が顔に当たってものすごく熱いとは言ってられない。
背中に尾ビレが掠めていやな音を感覚が背中に届いて鳥肌が立ったが、辛うじて避けられた。
素早く起き上がって、もっと距離を離す。
ドスガレオスは今度はエールの方に向き直り、腹滑りの要領でエールに突進するが、元々距離を置いて戦っているエールは問題なくやり過ごし、反撃に連射矢を放ち、尾ビレに突き刺さる。
渇きの世界の死闘は、静かに、だが大きく狼煙を上げるーーーーー。
エリア11。
ここは、アイルー達獣人族の隠れ家となっており、彼らが集めた(盗んだ)ガラクタやマタタビ、黄金魚を食した後の骨、紙幣などがゴチャゴチャになって積み重なっている。
その小さな集落の中に、一人のハンターがアイルー達と"対話"していた。
「ふむ、数日前から商隊がここで立ち往生しており、その原因がドスガレオスだと」
「ニャニャ、ニャーニャニャッニャ、ヴニャーッ!」
「おかげで外に出られず迷惑しており、もし商隊から死人が出たりすれば大変だ、とな」
「ニャッニャニャッ、ニャニャーニャニャ、ニャッニャッニャ」
「なんと?今二人組のハンターとオトモくん一匹がドスガレオスと交戦しているから、助けてやってくれないか、だと?」
「ニャンッ」
「ふーむ、仔細承知した。君達ネコくんと商隊を守るためにも、ここはこの私がまた一肌脱がなくてはならんようだな。いいだろう、引き受けようじゃないかい」
「ニャーニャニャニャー!」
アイルーとの対話を終えたハンターは、そこに立て掛けていたヘビィボウガンを折り畳んで背中に納める。
炎のように赤く波打つ長髪はポニーテールで止められ、ダークグリーンの迷彩色をした装束のような防具を身に纏っている。
「さて、ペイントの臭いもこっちまで来たことだ……」
ゆっくりと立ち上がり、アイルー達に会釈してから、その女性ハンターはエリア11を出る。
彼女はかつて、『深緑の流星』の名で謳われたハンターだった。
とあるキャラバンに長期契約を結び、長き旅の末に輪廻の唄に終止符を打った第一人者。
その名は……
- 日時: 2016/02/02 17:07
- 名前: EXTENDED ◆FGU2HBsdUs (ID: Q49yMP6Y)
まぁ近くにあるイベントといえば…
地「節☆分」
霊華「去年あなた死んでたでしょ」
地「あれは豆の性能がwwwwww」
炎「今年も同等のものを手に入れたが?」
地「あかん。」
碧「…というか鬼みたいなのに投げて撃退すればいいんじゃないか?」
地「その手があったか!でもどれがええんやろ」
冥花「酒で釣ればあたいらの世界から該当者が来るんだけどねぇ…」
地「よーしちょっといってくr」
碧「や め ろ」
一方…
師条「去年は結局鬼不在」
BLAZE「モンスターにその役をやらせるとするならば…テツカブラかラージャンあたりだろうか?」
涙那「豆で撃退って…無理があると思うぞ。」
美兎「でもその豆で超人的存在をしとめたとか…」
優李「誰なのよ、それ」
BLAZE「(ならモンスターでもいけるか。くくっ)」
満「よい子は豆まきでモンスター撃退なんてことはするなよ。スーパースターとの約束だ!」
まぁ2/14はどっかで大☆爆☆発が起きるんでしょうなぁ…
今年は地と炎による絶対防御がないのでどうなるのやら
- 日時: 2016/02/03 17:54
- 名前: EXTENDED ◆FGU2HBsdUs (ID: G2XP2nD6)
節分ss
本編
BLAZE「ということで豆をまくのだが?」
奏連「対象は?」
BLAZE「テツカブラ」
涙那「確かに鬼だけど狩れるの?」
美兎「あ、ちょうどいいところにランポスが」
ランポス「俺、自宅に帰ったらねr」
師条「そぉい」
ランポス「うぎゃあぁああああああああ」
全「「・・・。」」
BLAZE「くくっ、いけるな」
満「ONLY☆ONE☆投擲武器」
Blizzard「こんなの豆じゃない!!」
テツカブラ「あれ、あいつら武器が」
優李「鬼は外!!」
ベシベシッ!!
テツカブラ「いてぇ!!なんだこれh」
師条「鬼はしめやかに爆発四散」
テツカブラ「ほぎゃぁ!!!!!!」
パァアン!!!
奏連「…どういうことなの」
もうひとつ
ラージャン「おらおめぇをゆるさねぇ!!」
碧「またお前?」
地「そーれ!!」
ラージャン「ぎゃぁあああああああ!!!」
霊華「あ、角折れた」
冥花「殺傷能力高すぎ。」
炎「撃退程度でいいのになんでそこまでガチになる」
地「君が倒れるまで!豆を投げるのとやめない!!!」
ラージャン「びゃあぁあああああああ!!!!」
残妖「えーっと…豆だけでラージャンを討伐した人がいます…どういうことですか…」
霊華「で、恵方巻は?」
- 日時: 2016/02/04 08:55
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: Kj2iC6JQ)
モンスターハンター 〜星屑の瞬き〜
十六章 砂漠を統べる者
シルバとエール、マリーは依然、ドスガレオスとの戦闘を続けていた。
シルバとマリーは隙を見つけては斬り込み、エールはその後方から援護射撃。
そう言った地道な攻撃を重ねていく内に、ドスガレオスは何度か怯んだりしている。
ダメージは確かに与えられているはずだ。
だが、ドスランポスが相手であればとっくの昔に倒れているはずだけのダメージを受けていながら、ドスガレオスは弱る兆しさえ見せない。
「くそッ、くそッ、くそぉッ……!」
砂ブレスを掻い潜り、シルバはドスガレオスの懐に潜り込み鬼人化、鬼人連斬を放ってドスガレオスの脚を斬り刻む。
「こいつっ、何で倒れないんだよ!」
シルバはムキになって、回避行動を取らずにそのまま乱舞へと移行する。
高速の斬撃の嵐が放たれ、ドスガレオスの砂にまみれた鱗を斬り飛ばしていく。
しかし、乱舞は隙の大きい技だ。
何も考えずに放てば、大きな隙をモンスターの前でさらすことになる。
ドスガレオスは自分の足元で攻撃している人間に体当たりを仕掛け、結果的にシルバは乱舞を放ち終えるよりも先にドスガレオスから弾き飛ばされた。
「があぁぁぁっ……!」
ハントシリーズよりもずっと強力なランポスシリーズでさえ、ドスガレオスの重い一撃の前には意識が飛びそうになる。
派手に吹き飛んだシルバは不様に砂の上を転がる。
「シルバ様ぁっ!」
エールが悲鳴のような声を上げる。
今すぐ武器を放り出してシルバを助け起こそうとさえ考えたが、マリーだけでドスガレオスの注意を引くことは出来ない。
その衝動を歯を食い縛ることで無理矢理押さえ付け、エールはユクモノ弓を用いての射撃でドスガレオスの注意を集めようとする。
幸い、シルバはすぐに起き上がった。
だが、彼は攻撃を受けたにも関わらず、回復薬を使いもせずにまたツインダガーを握り直してはドスガレオスへと突っ込む。
「こんのォッ!」
エールに向かって砂ブレスを吐き出そうとしたドスガレオスの横腹を突くように、ツインダガーを斬り込ませて即、鬼人化して乱舞。
「あぁァァァァァァァァァァッ!!」
狂ったようにツインダガーを振り回しては叩き付けるシルバ。
それを脇目で見つつもユクモノネコ木刀で攻めるマリーは、彼の危うさを感じていた。
「ディオーネ様、少し冷静になるのですニャ!」
しかし、マリーのその声は届かず、シルバはまたも乱舞を強攻しようとして、ドスガレオスの尾ビレにはたかれて吹き飛ぶ。
「ゼー……ハー……ゼー……ハー……フッ……」
息を切らしながらもシルバは起き上がり、フラついた足取りでドスガレオスへと接近しようとする。
「(アイツを、狩らなきゃ、絶対に……!!)」
シルバは見えていなかった。
ドスガレオスが既にシルバの方に向き直って、彼を狙っていることを。
「(絶対、絶対、絶対……!)」
「ギュゥオォォォッ!」
ドスガレオスはわざわざ向かってくる愚者に向けて砂ブレスをぶつけようと、その体勢を取る。
それでもシルバは避けようとしていない。
シルバの自意識は既に半分失っており、視界が霞んでいる。
ドスガレオスがいざ砂ブレスを吐き出そうと言う、その刹那。
彼の霞んだ視界の中に、ふわりとした桜色が覆った。
マリーはその瞬間を見ていた。
ドスガレオスの砂ブレスからシルバを守るために、エールは自らシルバとドスガレオスの間に割り込み、砂ブレスをシルバの代わりに受けた、その瞬間を。
「あ、ああっ、主っ……!?」
吹き飛んだエールはシルバを巻き込みながら砂の上を転がった。
エールの左の肩甲骨に当たる部位のユクモノドウギは破け、そこから夥しい量の血が溢れては袴を赤く染めていく。
シルバはエールに押し倒されるように仰向けに倒れて、自意識を取り戻した。
「ハッ……、エール!?」
エールの背中には血が流れ、それが重傷だと気付くのに時間は必要なかった。
「そんなっ、俺を庇って……!?」
「シ、シル……バ……さ、ま……」
明らかに弱りきった、息絶えだえな声でエールは懇願した。
「に、げ……て、ぇ…………」
だが、そのエールの後ろから迫ってくるのはドスガレオス。
「に、逃げてって……どうやってだよ……?」
エリア8の商隊の元に逃げたところでどうするのか。
それとも、商隊を見捨てて狩り場から逃げろと言うのか。
そんなこと、出来るものか。
だが、エールはもう戦えない。
今更、一人で頑張ったところで勝ち目などない。
「俺、俺は……」
ドスガレオスが、砂ブレスで止めを刺そうと首を振り上げる。
死ぬ。
「死ぬ……俺が?」
こんな砂漠の真ん中で、誰にも気付かれないまま喰われて、骨ごと砂に埋まって?
嫌だ、そんなの嫌だ。
自分はまだ両親の後を追いたくない。
まだハンターになって一ヶ月も経っていない。
だからと言って、怒りだけでこの場を切り抜けられるような、物語の主人公のようなご都合主義なんて持ち合わせていない。
やっぱり、死ぬ。
その時だった。
砂ブレスを喉に溜めていたドスガレオスの頬に、何かが貫いた。
「グギュォォォッ!?」
ドスガレオスは、溜めていた砂を全て吐き出して大きく除け反る。
それは、ボウガンの弾だ。
「なっ、何……?」
シルバは思わす、弾の飛んできた方向を見やる。
その方向には、暗緑の装束を纏ったハンターが一人。
手にしている銃の口から煙が洩れており、それがヘビィボウガンだと気付いたのはすぐだった。
だが、その距離。
エリア10と7の境目から、エリア7の中央であるこの場所を狙ったのだ。
続けざまに、ドスガレオスの首筋、横腹、尾ビレと貫き、それらの狙撃を受けて、ドスガレオスは大きく跳ね上がって、その場で息絶えた。
「フ……、一発で仕留めるのは、さすがに無理だったかな」
銃口から洩れる煙を吹き消す、赤い髪の長身の女性。
ドスガレオスが消えた砂漠は、静かだったーーーーー。
- 日時: 2016/02/04 15:40
- 名前: 翼の勇車 (ID: xwA9Du5v)
誰 が ハ ー メ ル ン 入 り び た り だ っ て ?
トトス「お前だボケ」
ゲネッポ「言い訳の余地はあらへんでぇ?」
勇車「サーセン……」
でも実際、クロスオーバーでしたらここでもバシバシやっていきたいんですよね。といいますのも、アルセルの方のクロスオーバーがおじゃんになってしまったので……如何せんクロオバ不足です。元々あの小説はサクラさんとのクロオバを想定して書き始めた作品でしたしね……。最も、モン&ハンの方はまだそんな事できるまでストーリーもキャラも進んでないんですが。早く書かないとね(殴
追記
目次更新完了! だがおかしい……モンモンさんの作品の二話がどうしても見つからない……何故だ……。
- 日時: 2016/02/04 17:18
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: Kj2iC6JQ)
>>197
二週間ぶりの帰還ですね、スラ×エリさん……あと目次編集お疲れ様です。主に自分の8〜16章。
そうですねぇ、クロスオーバー可能になるまで、おおよそ45章くらいまで更新しないとメインキャラが揃わないので、けっこう先の話になります。
一昨年のモンハン4掲示板の輪廻の唄のように、一日に二、三章更新できればすぐにそこまでいけるんですが、僕も別のサイトでの執筆を抱えつつの活動ですので……
と言ってもまぁ、作品を編集していただいているスレ主様にどうこう言う理由はないわけですが。
- 日時: 2016/05/11 23:48
- 名前: EXTENDED ◆FGU2HBsdUs (ID: zoK62vvj)
本編の設定
【師条】 ??歳 男
・一人称「俺」二人称「あんた、お前」誰かを呼ぶときは呼び捨て
・髪色は黒、目は紫
・弓は連射、貫通、拡散が自由に撃てる。
・狂竜ウイルスと毒の抗体持ち
・ゴアとシャガルに対しては鬼。
・それ以外は活性化状態であるかどうかで変わる
―BLAZEによって色んな世界を行く事になってしまったハンター。メタ要素に切り込める数少ない一人。何かと苦労人
一言「ど う し て こ う な っ た 。帰らせろ!」
【BLAZE】 ??歳 男
・一人称「我」二人称「貴様、お前」、誰かを呼ぶときは師条のみ呼び捨てが多い
・目は紅
・謎に包まれているがいろいろ知識は豊富
・世界を超える力を持つ
・おはぎが大好物。
・圧倒的ステータスを持ってして、師条が抑えきれないことを抑えこむ。常識人ではあるらしい
―謎に包まれた存在。常人が多いなかでの数少ない問題児。世界を移動することには何かの目的があるらしいが…
一言「それにしても愉快な仲間達だ、くくっ。」
【涙那】 17歳 女
・一人称「私」二人称「あなた」、誰かを呼ぶときは「〜どの」
・髪色は紫、目は青
・ゴアとシャガルが狩れない。諸事情らしい
・それ以外は普通に狩れる
・和食マスターらしい
―なぜか師条と同じ世界にいた。理由はそのうち明らかになる。状況を冷静に判断することが可能だがぶっちゃけ空気
一言「どうしてこんなに空気なのだ…」
【キャロ】 ??歳 男
・一人称「僕」二人称不明。だれかを呼ぶときは「〜さま」
・涙那のおとも
・毛は薄い赤、目は青
・空気。
・実はオトモとしての実力はかなりのもの、というよりもしかするとこの中でも上位
―空気。いるのかいないのかわかんない。MHXでいうブーメラン特化猫。実際に作った(が、厳選不足でスキルがちょっと甘め)
一言「アハッ☆」
【奏連】 ??歳 女
・一人称「私」二人称「あなた」誰かを呼ぶときは呼び捨て
・最初に来た世界にいたハンター。しかしその世界の住民ではない
・髪色は緑青。目も同じ
・太刀を2つ装備
・防具なし
・気配察知が可能。つまり自動マーキングを素で所持
・記憶が欠落している
―師条が最初に来た世界で出会ったハンター。しかしその世界に住む人間ではないらしい。何か事情があるみたいだがその記憶がない。
一言「その気になれば私もある程度は…でもなぜ…?」
【満】 ??歳 男
・通称、SUPER STAR 満-MITSURU-
・おい、隠せよ
・一人称「俺」二人称不明
・天パでグラサン装備。茶髪。白い服を着る。
・ONLY☆ONEな風格を持つ
・狩りはしない
・間違えてもT○Gではない。はず。
―外の世界の人。つーか現実世界からの来訪者。詳しくはBEM○NIで。詳細を知りたいならそっちで見たほうがはやい
一言「SUPER STARは最近出番がない。リアルでもな」
【優李】 17歳 女
・一人称「わたし」二人称「あんた」誰かを呼ぶときは呼び捨てが基本
・髪色は黄、目は赤色
・双剣使い
・猫耳と尻尾が生えている。
・猫を見るとなんかすごいことになる
・食欲がおかしい
・実力は奏連より下
・記憶が抜けている
―師条が次に来た世界でであったハンター。何か事情があるみたいだが記憶が欠落している。性格も変わっているとのこと
一言「もうひとつのほうには私にそっくりの人がいるって?まじ?」
【Blizzard】 ??歳 女
・一人称「あたい」二人称「あんた」誰かを呼ぶときは呼び捨て
・外の世界の人
・髪色は水色、頭にリボン有。目の色は青
・火に弱い
・過去に炎ちゃんに溶かされたとかなんとか
・いつも最強といいはる
―アタイってば最強ね!といえば…誰か分かる人にはわかると思う。孤島の海を凍らせた張本人。遊びで凍らせたとか。なお、BLAZEには逆らえない
一言「あたいが最強ってことを証明してやる!」
【美兎】 ??歳 女
・一人称「私」二人称「あなた」誰かを呼ぶときは「〜さん」
・外の世界の人
・髪色は緑、目は黄色
・モンハンの仕組みについてやけに詳しい
・奇跡がなんとか
―Blizzardと同じ世界から来た人。一応人間だけどスペック上は人間じゃない。飲み込みがはやいうえに実はここに来るのを楽しみにしていたとか…
一言「こっちの世界も常識が通用しないわけですね!」
- 日時: 2016/05/10 01:59
- 名前: EXTENDED ◆FGU2HBsdUs (ID: lDRQg0Ls)
もうひとつ
【炎】 ????歳 男
・一人称「俺」二人称「貴様」誰かを呼ぶときは呼び捨て
・一応主人公。ただしステータスが異常というレベル通り越して、もはやよくわかんない
・武器、防具ともにMHシリーズとまったく異なる
・もはやなんでもできるの集大成
・髪色は橙よりの赤。目は紅
・炎ちゃんというのはやめましょう
・地を押さえ込める唯一の人
―もうこいつ一人でいいんじゃないかな。なんかいろいろダメな人。危なすぎるため本編でははるか先に出会う。彼との記憶は元の世界の人以外は消えてしまうため、誰もしらない。そのため、クロスオーバーで出会ったとしてもその記憶は彼がその世界からいなくなると消えてしまう
・スタイル 複合
・狩技 気分
一言「燃やすぞ」
【冥花】 ??歳 女
・一人称「あたい」二人称「あんた」誰かを呼ぶときは基本呼び捨てだが?
・炎によって強制的に仲間となる。
・炎が探す人との接点を持つ
・鎌を常時所持しているが狩猟用ではない
・髪色は暗めの赤。目は赤
―モンハン外の人物その1。いや人じゃない。普段は三途の川にいるのだが基本しごとをさぼっている。炎により無理やり起こされ異世界に行く羽目に。師条と境遇が似ている気もしない
・スタイル エリアル太刀
・狩技 桜花気刃斬
一言「帰りたい…」
【霊華】???歳 女
・一人称「私」二人称「あなた」誰かを呼ぶときは呼び捨て
・冥花と同じ世界の住民
・おもしろそうだからついてきたとかなんとか
・常に腹減り。ジョーさんもびっくりなレベル
・誰かのベースとなってるとか
・髪色はピンク。目は赤
―モンハン外の人物その2。幽霊。常人ではダメージを与えられないはずだがなぜかそうはいかない。仕様。あと満たされない食欲。やめてください生態系が滅びます
・スタイル ギルド片手
・狩技 ラウンドフォース、ブレイドダンス
一言「狩猟したあとのモンスターもらうわよ?」
【地】250歳 男
・一人称「俺」二人称「お前」誰かを呼ぶときは呼び捨て
・ユニコーンと人間のハーフ
・武器は弓基本でなんでも使える
・変な武器を所持。分類は弓
・2重人格。めったに出さない
・とある人。ただし元の名前は言わない
・髪色は白。目は紫
・超人的ステータスの持ち主
・なんかおっちゃらけでメタネタ容赦なしに使う
・まじめになると怖い
―問題児その2。ただし炎ほどではない。まぁ炎に異常な能力を差し引いたらできたってこと。草を生やすことが多いとか
・スタイル 気分
・狩技 適当
一言「うえーいwwwwwネタ担当でーすwwwww」
【残妖】 ??歳 女
・一人称「わたし」二人称不明 誰かを呼ぶときは「〜さん」
・霊華とは…分かる人は分かるはず。
・庭師らしいが…。
・半人(ry
・髪色は白。目は青
・一応ハンターとしての技量は同じ世界から来た人の中では一番だとか
―モンハン外その3。ごめん、もう呼ぶはずなかったのに…。霊華には逆らわない。意外と万能。ただ少し地や炎を恐れているみたい
・スタイル ブシドー太刀
・狩技 鏡花の構え
一言「私の影薄い…」
【碧】 22歳 男
・一人称「俺」二人称「お前」誰かを呼ぶときは呼び捨て
・熟練ハンターが持つオーラを持つ。
・奇妙な大剣を持つ。地がもつ武器と関連性があるみたい
・髪色は碧色だがところどころ蒼く見える。目は蒼
・メタネタ使いの地を粛清するツッコミ人。彼もそこらへんの知識が多い
・何かと苦労人。
―地ほどではないがかなりの腕前で、ソロでどのモンスターとも戦える。経験も豊富。特にキリンに対しては異常だとか。元の記憶が一部消えているがある程度残っている。人間でありながら、人間を超えた存在。
・スタイル ギルド
・狩技 獣宿し【獅子】、絶対回避【臨戦】or震怒竜怨斬
一言「地を沈めたい」
- 日時: 2016/02/04 18:57
- 名前: モンモン (ID: lfXtTqVt)
>>197
翼の優車さん
僕、第二話になるはずだった始まりの始まりを第3話と書いて投稿してました。
本当にすみません。
始まりの始まりを第3話から第2話に修正させていただきました。
翼の優車さん僕のミスで迷惑をかけてしまった事を心から謝罪させていただきます。
本当にすみませんでした。
- 日時: 2016/02/04 21:11
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: u3aFLI0/)
>>197
って言うか、スラ×エリさん。ひとつ提案です。
ハーメルンのところで絶賛活躍中のアルセルと、ウチの輪廻の唄組みの誰かと短いクロスオーバーでもやりませんか?
基本的に何人使うかはお任せしますが、全員は勘弁してください。
大体、モンモンさんとクロスオーバーしたときのように、二、三人、もしは一人を目処に、場合によってはオリキャラも新しく作ります。
(クックックッ……こうしてここのスレに頻繁に顔を出す理由を作っておけば!目次更新にも困ることはないのだと、ドゥ○チ様が仰られておったのだよキン○ドゥ)
- 日時: 2016/02/05 01:55
- 名前: EXTENDED ◆FGU2HBsdUs (ID: JQBGePq/)
村最終クエストにでるモンスターとそれに挑戦する者を合わせて描こうと思ったんだ。
とりあえず終焉だけにしようとしたんだ。
ナルガクルガを描き終わった時点で力尽きてしまった
ティガ「俺は!?」
ジョー「俺は?!」
EXT「気が向いたら」
地「彼らはもう、終わりですね」
霊華「てか私達は?」
EXT「え?既に終わってるけど」
炎「…」
そういえばさっき○1改と○3がどっかに飛んでいってたなぁ
ド○ガチとザ○ーネはもう、終わりですね…
- 日時: 2016/02/05 21:40
- 名前: クルセイダー (ID: G3Nw/i/O)
強者達の祭典すらクリア出来ないクルセイダーであった(武器強化しないと……)
ハンターズアドベンチャー 〜エピソード クロス〜
第6話 『まさかの出会い』
廻斗とグナイアクトは、ココット村の村人達に別れを告げた。
アクト『アンタ、まずは何処に行くんだ?』
廻斗『何処って言われてもねぇ……』
アクト『っと、そうだったな。地図やるから、適当なとこ選んどけ。』
廻斗『わかった。』
廻斗は地図を受け取り、まじまじと見た。
少しして、廻斗はアクトに場所を告げた。
廻斗『ここにする。ポッケ村ってとこ。』
アクト『ポッケ村だな?わかった!』
そう言うと、グナイアクトは飛行船の方向に歩き出した。
飛行船の前にいたアイルーにグナイアクトは声を掛けた。
アクト『おーい、窓口さん!』
窓口『ニャ、何処に行きますかニャ?』
アクト『ポッケ村だ。よろしく頼む。』
窓口『わかりましたニャ!では、飛行船に乗ってお待ち下さいニャ!』
廻斗とグナイアクトは、飛行船に乗った。
飛行船にて、グナイアクトが呟いた。
アクト『ポッケ村ねぇ……』
廻斗『アクト、どうした?』
アクト『いや、何でもない。ちょっとある事を思い出しただけだ。気にしないでくれ。』
廻斗『……わかった。』
アクト『そういえばアンタ、記憶どうだ?』
廻斗『……ダメだ、何も………………っ!?』
廻斗は、いきなり激しい頭痛に襲われた。アクト『!? アンタ、大丈夫か!?』
廻斗『大丈夫じゃな……、痛っ!!』
その時だった。廻斗は頭の中に記憶らしきものが甦ってきた。その瞬間、頭痛は嘘のように消えた。
廻斗『!!俺は……』
アクト『え…アンタ、まさか……』
廻斗『大丈夫、アクト。記憶は消えていない。寧ろ、戻ったよ。一部だけど。』
アクト『!!本当か!?やったな!』
廻斗は記憶が一部戻った。戻ったのは、自分の名前や、自分の過去の事など。
廻斗『俺の名前は廻斗。ある日、飛行船に乗ってたらある龍に襲撃を受けて、そのままココット村の近くの森に落ちた、という訳。』
アクト『そうだったのか…。お、もうすぐで着くぞ。』
飛行船の窓の向こうには、一面の雪景色が広がっていた。
アクト『よし、着いた。ここがポッケ村だ。ん?何か騒がしいな。』
廻斗『行ってみよう。』
廻斗とアクトは、人だかりが出来ているとこに向かった。
廻斗『すいません、何があったんですか?』
村人『ああ、ハンターさんか。さっき、他の村人が雪に埋もれていたハンターさんがいてね。村長が看病をしているよ。』
アクト『!!それってもしかして……』
廻斗『俺の仲間かもしれない!すいません、通ります!』
廻斗は人だかりを掻い潜り、家の中に押し入った。そこには……
廻斗『……そういえば記憶ないや。』
アクト『まあ、そうだわな。』
廻斗は記憶が無いにも関わらず、飛び込んできてしまった。恥ずかしい。
村長『おや、仲間かい?』
廻斗『はい。多分……』
村長『そうかい。なら、面倒をみてくれるかい?』
廻斗『わかりました!』
そう言って、村長は家を出た。
廻斗『看病つったって、何すればいいんだ?』
アクト『起きるまでは見守ってればいい。応急処置は村長がやってくれただろうさ。』
廻斗『そうだな。にしても可愛いな…』
アクト『だな……。』
そう言って、廻斗とグナイアクトは、ベットで寝ている少女、轟華の看病をした。
続く
登場人物のスレを更新しました!
- 日時: 2016/02/05 22:08
- 名前: EXTENDED ◆FGU2HBsdUs (ID: JQBGePq/)
本編の番外編 空気な彼に密着してみた
俺、師条。
突発的だが…なんというか普段活躍してない人に密着することになった
(つーか本編更新しろよ)
というわけで今日の相手だが…
「アハッ☆」
…うん。涙那のオトモ、キャロだ。俺と涙那以外はほとんどキャロを無視☆している。存在感なさすぎ
そんな彼だが…オトモとしてのスペックはよさげらしい。
タイプはアシスト、そしてサポート、スキルはブメ猫といった感じにまとめられている
回復贈物の術をたまにするのだがまぁ空気だからなぁ…あと最近特大タル爆弾の術でアピールしようとしている
のだが水中でそれが使えるとしてもどうやって対象に…まさか自爆?
そんな彼だが、涙那がダウンしたときは代わりにクエストに参加したことがあるらしい
「キャロ、お前狩猟の腕はどの程度だ?」
「ニャー!5体連続狩猟を突破したニャー!!」
…想定外の答えだった
そのあと詳しく聞いたのだが、キャロがクリアしたのは1体ずつでてくる5体連続狩猟クエストやゴア、シャガルといった涙那がどうしてもダメなモンスター、果ては超大型モンスターとお前なんで空気なんだよといいたくなるレベルだった
ただ逃げ場なきフィールドで2体同時だけはできないらしい。まぁあれはめんどくさいが…
とにかく下手したら今いるメンバーの中でもトップクラスかもしれない。いや下手しなくてもか?
「普段何してんだ?」
「ブーメランの練習ニャ!!」
想定内というかなんというか…
ブメ猫だからブーメランの練習をするのは当たり前か。近接は知らんというわけか?
まぁアシストトレンドだからブーメラン主体でもまぁおかしくはないか
…だがどこでそれをしているんだろう?俺が見るかぎり、そんなことしている姿は一度もない
「隠れて練習してるのか?」
「そうニャ。」
隠れるなよ。
「ちょっと森に行ってくる」
「ん?まぁいいが…あんまり長居するなよ。我だけでこんなに相手はできん」
とりあえずキャロとモガの森へ突撃する。BLAZEにはキャロの姿が見えていないらしい。ソロと勘違いしている
「アハッ☆」
だからなんなんだそれは…
事前に聞いた話ではドスジャギィが見かけられたとかなんとか
中型だがまぁ別にいいだろう
「麻痺ビンだけしか持ってこなかったが別にいいのか?」
「ニャー!!ぶっちゃけサポートがなくてもいけるニャー!!!」
自信たっぷりだな…なら麻痺ビンは装着しないでおこう
そうこうしていたらドスジャギィが目の前にいる
『ハンターと猫wwww俺に任せろーwwww』
「(俺はおまけだ)」
何か聞こえた気がするが気のせいとしておこう。
肝心のキャロだが…
「必殺!貫通ブーメランの術!!あと巨大ブーメランの術!完璧ニャ!!」
お決まりの巨大・貫通ブーメランを完成させていた。貫通から発動させていたがあれは意味あるのだろうか?
『ブーメランwwwwその程度のパワーでwww俺に勝てるとwwwおmいてぇ!!!』
完全に油断していたドスジャギィだが次々飛んでくるブーメランにぼっこぼこにされていく。
まぁあのブーメランは俺がゴアとシャガルの素材で適当に作った物だが威力は十分あるからな。そりゃ痛いに決まってる
『おいお前らwwww援護よろーwwww』
『『任せろー!!!』』
子分ともいえるジャギィ達がどこからか湧き出してきた。まぁよくあることだな。
「ニャー!!超音波笛の術!小型は帰れニャ!!!」
キィィイイン!!!
『ひー!!この音いやだー!!』
『撤退する!』
『おwまwえwらwwwwふざけるなwwwww』
小型モンスターが苦手とする音波で追い払う超音波笛の術…便利なものだな。
『痛い痛いwwwやばいwww撤収しなくty』
「逃がさないニャー!!!!」
ブンッ!!!!ガキンッ!!!
『ほげぇええええええぇぇぇぇ…』
瀕死状態から逃がすことなく討伐完了…下手なハンターよりはやいんじゃないのか?これ
つーかこんなに実力あるのなら空気になるほうがおかしいはず…
「なんで空気?」
「アハッ☆」
…たぶんそれのせいだろう。
とりあえずドスジャギィから素材を剥ぎ取って俺達は村へと戻った
それにしてもあのドスジャギィ…なんか言ってた気がするのだが…気のせいだろうか?
- 日時: 2016/02/06 16:16
- 名前: 名無しのパワー (ID: Kf1bzu3R)
モンスターハンター
〜猛者たち〜
7話「遭遇」
旧砂漠。それは灼熱の大地。
一時期、原種の生息地が変化すると、その地に適応した『亜種』モンスターが姿を現し、そして絶滅、という不可思議な事件が起きたため、現在も王立書士隊によって、調査が行われている。
ラキア「いつ来ても、やっぱり暑いなぁ〜。」
そんな事などお構い無しに、愚痴を漏らすラキア。
呆れた顔で見つめているリオン。
リオン「(本当にこれで大丈夫かニャ。心配だニャ。)」
口には出さずに、心の中で狩りのことを思う。
昨日、新しい狩技の書を読み込んだ結果、ギリギリ覚えれた(多分)、
『ラウンドフォース[戦斬]』
と、元から覚えている、
『絶対回避』
を装着してきた。
しかし、[戦斬]は、あの鎖を使うため、専用のバックパックを装着。ハンター自身、動きが鈍くなる。
装備を点検し終えたラキアが地図を広げる。
ラキア「んで、どうする?大型モンスターの狩りは初めてなんだが..。.」
エリア2と7は、日を遮る物はなく、開けているので、そこにいるだけで体力を取っていく。
モンスター図鑑により、ドスゲネポスは、別の狩り場にも生息しているため、そこまで熱に強いという訳ではないだろう。
と、いうことでエリア1の方から旧砂漠を一周するように回ることにした。
エリア1
そこにはいくつかの鉱脈があり、熱帯イチゴも実っていて、いたって平穏だが、父から、「ここにも大型モンスターは来る。」と言われてきたため、用心はする。
しかし、そこにドスゲネポスの姿はない。
エリア3
ここにもドスゲネポスの姿はなく、代わりに、ヤオザミと言う甲殻種の小型モンスターがいるだけであった。
その後もエリア4、5と調べたが、あの鳥竜種は居ない。
そして、エリア5で行き止まりだったので4に引き返してエリア10に行くことにした。
エリア10
隣のエリア7には灼熱の大地が広がっているがここはまだマシな暑さだ。
しかしここにもドスゲネポスの姿はない。
ラキア「はぁ、ここにもいないのか。」
エリア7に行く小道に行こうとすると、リオンが制止させる。
リオン「なにか聞こえるニャ。複数いるニャ。」
耳を棲ますと、
ドッドッドッドッドッドッ...
規則正しい“音”が聞こえてくる。エリア7の方角からだ。
ラキア「まさか...な。」
しかしその“音”は次第に大きくなりこちらに近づいてくる。
リオン「そのまさかだニャ。来るニャ!」
崖の上でほふくして様子を見る。
と“そいつ”は姿を現した。
- 日時: 2016/02/06 18:08
- 名前: こんがり肉 (ID: i2wPyoJ2)
初投稿させていただきます。とこむです。お見知り置きを。
最大で15話になると思います。普通の人間が、モンハンの世界に迷いこむ小説です。主人公の名前は、
ライヤです。1話は、短いです。
では、書いていきます。
「 狩人の証」
僕は、ふと目を覚ます。
此処は一体、何処だろう。
頭の中で、様々な記憶がよみがえる。その中で至った結論は、
「そっか。俺、死んだんだ。」
それは、数時間前の事、
2時間前
「ライヤ~!!遅刻するわよ~!!早く起きて学校に行きなさ~い!!」
目が覚めると遅刻ギリギリだ。急がなくちゃ!
僕は、自転車で急いで、学校へ向かう。
それほどに急いでいたのか、近くに、トラックが居ることに気付かずに。
「ブォォォォン」
「えっ??」
そこで、僕は、死んだんだ。
2話へ続く。
主さん!!こんなつまらない小説ですが、暖かく見守ってください!
- 日時: 2016/02/06 18:24
- 名前: こんがり肉 (ID: i2wPyoJ2)
2話書いていきます。
現在へ
しかし、死んだはずの僕がどうして生きているんだろう。
そう考えながら、林の中を歩いていくと、
「ワオォーーン!!!!」
とデカイ咆哮が聞こえてくる。一体何がいるって言うんだ!!!
僕は、焦りながら、見えてくる村へと一目散に逃げた。
村につくと、そこはにぎやかだった。
歩いていると、
「お前さん。噂に聞く、ハンターかい?」
という声がした。振り返ると村長らしき、おじさんがいた。
「やっぱり、龍歴院から送られてきた、ハンターさんかい。」
えっ????はんた~?何だろう?と思うっていると、
「武器、防具がないが、まあ良しとしよう。」
武器だって!なんて物騒な世界だ!
「まず、加工屋に行き、武器と防具をもらってきなさい。話はそれからだ。」
と言われるがままに、ついていくと、耳が長いおじさんがいた。
武器と防具を貰うと、
「お前さん。ただ者じゃねえな。お前さんからは、オーラを感じる(ボソッ」
と怖い顔で言われて、焦っている僕に、
「貴方~~!!ちょっと待って~~!!」
次回、村のアイドル???が現れる!お楽しみに!
- 日時: 2016/02/07 09:24
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 7ARe3hnj)
モンスターハンター 〜星屑の瞬き〜
十七章 別れ、後悔、絶望
あの後。
突如現れたガンナーによって、ドスガレオスは討伐され、商隊の進路も確保。
シルバは、自分が迂闊なことしたせいで代わりに重傷を負ってしまった、エールを連れて、商隊と共に狩り場を後にした。
その商隊を連れての帰り道。
「……ディオーネ様」
マリーの低い声がシルバに掛けられた。
「ニャぜ、あんな無謀な突撃ばかりを繰り返したのですニャ?」
「……悪かった」
「アナタ様がそのようなことをするから、主はご自分の身体を盾にするようなことをなさったのですニャ」
「ごめん……」
責めるように、マリーの言葉が棘となってシルバに刺さる。
「分かっていたはずですニャ?主は自己を省みない、犠牲的な性格であることを……」
「っ!」
ついに堪えが利かなくなって、シルバはマリーを掴んで怒鳴った。
「言いたきゃ言えばいいだろ!?俺が悪いんだって!」
ただの逆ギレでしかないことぐらい、シルバにも分かっていた。
「俺があんなことをしたからっ、エールが怪我をしたんだって!」
「その通りですニャ」
マリーは非難を浴びせるように、シルバに軽蔑の目をくれてやる。
「幸い、主の命に別状はありませんでしたがニャ、下手をすれば……」
「マリー、もうやめなさい」
マリーが振り向いた先には、身体を包帯で包んで横たわるエールの痛々しい姿だった。
「シルバ様を助けたのは、私個人の意志です。良い悪いの問題ではありません」
「しかし主……」
上体を起こそうとするエールを制止するマリー。
シルバは、ただ俯いて黙っているだけだった。
商隊と共にココット村に帰還したシルバ達。
エールはすぐさま治療のために、村の医者に連れ込まれた。
「骨折ヶ所は十ヶ所以上。少なくとも、二ヶ月は安静療養は必要」
それが、診断結果だった。
尤もこの場合、ハンターとして再起不能に、もしくは半身不随になるよりは遥かにマシだと考えれば安いものだが、それがエールに何を求められているかは明白だった。
故郷であるユクモ村に帰り、自宅療養。
「未熟者である私が悪いのですから、シルバ様はお気になさらないでください。少しだけ、実家に戻るだけです」
エールは笑ってそう答えてくれたが、それを聞いてシルバは目の前が真っ暗になるような気分になった。
本来帰る日にちが少し早まっただけ、とは考えれない。
彼女に大変な怪我を負わせ、村に返すことになったのは、自分に原因がある。
思い返せば鮮明に思い出せる、エールと共に過ごした毎日。
それが、明日からいきなり途切れる。
村に帰還してから、マリーはシルバに一切話し掛けなかった。
無視されて当然のことをしたのだと、シルバは思い込んだ。
「狩り場では何が起きてもおかしくないわ。シルバくんが自分を責める理由にはならない。彼女への手向けを考えるのなら、自分を守ってくれた彼女のために明日を頑張りなさい」
ベッキーも慰めのような言葉をかけてくれたが、シルバには効果が無かった。
その日の夕方には、エールとマリーはユクモ村行きの商隊に便乗させてもらい、間も無くココット村を去って行った。
見送りに、シルバの姿はなかった。
どうしようもないほどの自責に駆られたシルバは、エールとマリーが村を出発してからの三日間、なにもしなかった。
ただベッドの上で死んだように眠っては悪夢にうなされ、目が覚めても彼女への懺悔をうわ言のように呟き、そしてまた眠っては悪夢にうなされると言う三日間だった。
四日が経ってから、シルバはようやく自宅を出た。
村人は皆、シルバのことを心配していたが、彼は黙ってベッキーの元へ狩りを受けにいった。
だが、ロクな食事も摂らず、精神的にも病んでいるシルバに成功出来る依頼など、ありはしなかった。
たかがランポスの間引きにも失敗し、怪我を負って帰ってきた。
それでもシルバは半ば狂ったように依頼を受けては失敗し、懐と怪我の数は反比例するように数が動いていた。
村人の間では、真夜中にシルバの声と思える叫びが時折聞こえると噂されていた。
もはや、シルバはただの死人でしかなかった。
あんなに優しくて、真面目で、可愛らしくて、一生懸命な彼女が、いない。
それだけが、シルバの心を縛り付けていた。
ドスガレオスとの戦いでは、死にたくないとさえ思っていたのに、今は逆に死にたいとすら思っていた。
今この場で、ツインダガーで首をかっ切れば楽になれるだろうか。
アイテムボックスからそれを取りだし、切っ先を自分の顔に向ける。
しかし、視界に映った父と母の絵が飾られた鏡台を見て、一度は留まった。
だが、再びツインダガーの切っ先を見て、柄を握る手に力を入れ直した。
「やめなさい、シルバくん」
その手を止めたのは、ベッキーだった。
ツインダガーを握るシルバの腕を引っ張って、だ。
「そんなことしても、エールさんは帰ってこないわ」
「………………分かってます」
シルバの肩の力は抜けて、自然とベッキーの手も離れた。
「死にたいところ悪いけどね、村長から話があるわ。今すぐ出てきてちょうだい」
今更、村長から小言を貰ったところで何が変わると言うのだろうか。
ベッキーの言う通り、シルバは身の着のままで家を出た。
村長は、テーブルに並べられた料理と共に待っていた。
「うむ、シルバよ。とりあえず席に着いて飯を食え。話はそれからじゃ」
「はい……」
ギガントミートのステーキや、リュウノテールのシチュー、紅蓮鯛のソテーなど、ドンドルマでは下位クラスの報酬金が一度になくなるような料理ばかりが並んでいる。
否応なくシルバの食欲は刺激され、何一つ残さず食べた。
十分以上に腹が膨れたシルバに、村長は肝心の話とやらを始める。
「最近は、失敗しかしとらんらしいな」
「……」
「これもみんな、エール嬢がおらんからか?」
「……」
「黙っとるだけでは、何も伝わらんよ」
村長は責めようとはしない。
ただ、淡々と告げるのみ。
「シルバよ。オヌシに言わねばならんことがある」
それは、シルバにも予想できていたことだった。
「今日限りで、この村を出ていってもらう」
- 日時: 2016/02/07 10:59
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: KtACQ.RM)
モンスターハンター 〜星屑の瞬き〜
十八章 流星は墜ち、光は潰えて
今日限りで、この村を出ていってもらう。
先程まであった料理は最後の晩餐(今は昼間だが)のようなものだったのだろう。
それを聞いて、シルバは何も驚かなかった。
「……はい、分かりました」
「えらく素直じゃな?普通なら見捨てないでくれとすがるところじゃろうに」
「今、俺は村にいても何にもなれない。依頼もこなせないモンスターハンターなんて、邪魔でしかないですからね……」
自嘲するように吐き捨てるシルバ。
「よく、分かっとるのう。まさにその通りじゃ」
村長はやはり、何の感情もない、台本を読むように続ける。
「オヌシじゃ一生口に出来んような、特上の料理を食わせてやったのだし、文句はあるまいて?」
「はっ、そうですね……村から追い出すには十分な条件ですね」
シルバは自分を鼻で笑った。
じゃあ俺は村から出る準備しますね、とシルバは席を立とうとして、村長に止められた。
「まぁだ話は終わっとらん。せっかちは長生き出来んぞ?」
村長はシルバを席に座り直させる。
それを確認してから、懐から一枚の地図をシルバに手渡した。
「これは?」
「いくらワシでも、路頭に迷うだろう者を追い出すほど鬼ではない」
地図には、ココット村とおぼしき場所が分かりやすく印が描かれ、それと同じ印がもうひとつあった。
村長はそのもうひとつの印を指差した。
「ベルナ村。近年に立ち上げられた、龍歴院と隣接した小さな農村じゃ。向こうの村長とはもう話をつけておる。そこで拾ってもらえい」
ようするに村長は「野垂れ死ねとは言わんが、生きるために足掻いてみろ」と言いたいわけだ。
「ベルナ、村……?そこに行って、俺は何をしたらいいんです?」
「バカモン、それくらい自分で考えてみせぃ。誰かに言われねば何も出来んほど、オヌシも餓鬼ではあるまい?」
「……とりあえず、この、ベルナ村ってとこに行けばいいんですね」
なるほど、アテをくれてやったのだから、あとは勝手にしろと言うことか。
村長は頷いた。
「ほれ、日が暮れる前に準備を終えい。ご両親の遺品などはこちらで預かっておくから、オヌシは自分のことだけ考えておけばよい」
シルバは自宅に戻るなり、自分の荷物を纏めていく。
村を出るための用意と言っても、シルバからすれば高が知れていた。
結局、嵩張らない程度の荷物しか残らなかった。
旅人用のリュックサックにはまだ空きに余裕がある。
もう少し生活用品を入れようと思った時、ふとそれが目についた。
小さなオルゴールだ。
「シルバ様、少しだけいいですか?」
就寝の前に、エールは一言断ってきた。
彼女の手には、少し年季の入った小さなオルゴールが握られていた。
「オルゴール?それを流していいかってことか?別にいいけど」
「ありがとうございます」
エールは微笑んでから、オルゴールのゼンマイをキリキリと回し、そのゼンマイが止まったところで手を離すと、心地よい金属盤を叩く音が部屋に響く。
曲が流れ始めて数分が経ったところで、マリーが眠りに落ちた。
「静かな曲だな」
シルバは率直な感想を述べた。
「小さい頃から、寝る前にこの曲を聴くもので」
私の宝物のようなものです、とエールは少しだけ恥じらうように答えてくれた。
きっと、忘れて置いていってしまったのだろう。
シルバは最後にそのオルゴールを入れてから、リュックサックの封を閉じた。
いつか彼女と再会した時、このオルゴールを返してあげなくてはならない。
気が付けば、少しだけ生きることを考えていた。
忘れ物を返すため、と言うちっぽけな理由だが、今のシルバにはそれを心命を賭けてやり遂げなくてはならないものだと感じていた。
荷物を纏め終えて、最後に部屋の掃除をしてから、シルバは両親の絵が飾られた鏡台の前に立つ。
「父さん、母さん。しばらく会えなくなるけど、心配はしないでくれよ。俺は、大切な人の宝物を返すために、旅立つだけだから。……次に会うのはいつか分からないけど、また」
それだけを告げて、シルバは踵を返して部屋を出た。
今度ここに来るのはいつだろうか。
ひょっとしたら、もうここには帰ってこないかもしれない。
今は、それが分からない。
だからこそ、シルバは前を向いた。
村の出入り口には、村人が総出で迎えてくれていた。
「向こうに行ってもしっかりやれよ!」
「やりたいことをちゃんと見つけなさいよー!」
「たまには帰ってくるんだぞー!」
皆、笑顔で待っていてくれている。
そんな光景を前に、シルバはちょっと照れ臭く感じつつ、最後に待っているベッキーに向いた。
「少しは、落ち着いた?」
「はい。……やらなきゃいけないこと、見つけましたから」
「そう……。じゃあ、行ってらっしゃい。シルバくん」
「行ってきます」
勇み足で、シルバは村の戸を潜った。
ベルナ村は、地図上で見た感じでは、ココット村から大きく南下したところにある。
徒歩で到着するには、何日もかかるだろう。
それでも、シルバの足取りに重みはない。
背負ったリュックサックの中にある、エールのオルゴールの存在を感じる限り、シルバの歩みは鈍らないだろう。
茜差す山の向こう側に、雄々しく羽ばたくリオレウスの姿が見えた。
あのリオレウスのように、大空をどこまでと飛べる翼があればな、と思いつつ、シルバは草原を踏み締める。
夕焼けの空の下、シルバは歩き続ける。
例え、その先に待つのが希望で無かったとしても、そこから新たな光を見出だせるのだと信じてーーーーー。
- 日時: 2016/02/07 15:34
- 名前: 一方通行 (ID: 7opkRt0d)
また遅れましたすいません
モンスターハンター 〜狩人としての責任〜
第2話 作戦会議2
団長ファルの案により、あの少年に話をするということになった(が、あまり乗り気ではない)。
今はギルドの飛行船の中。夜の古代林、エリア2へと向かっている。
「ところでシズ、その少年にはこちらの言語で会話できるのか?」
「…はい…」
「どうした、顔色が悪いぞ」
「いえ、大丈夫です…」
「そうか」
適当に返事をされた。正直今、飛行船の中の空気は冷えている。いろんな意味で。
しばらくして。
ついに古代林のエリア2についた。早速飛行船を近くへ着陸させ、静かに飛行船を出る。
夜の古代林は静かだ。特にあの少年がモンスターの『力』を持っているのだとしたら、聴覚だって尋常じゃないはず。
ましてや祖龍。細心の警戒が必要だ。
そこへ、小さい声でファルは訪ねてきた。
『本当にここだよな』
『はい』
『そんじゃお前行ってこい』
『はあ!?』
『どうも何もお前が行けばあの少年だって出てくるかもしれないんだ』
『はあ…』
仕方なく隠れた岩陰から姿を現す。
奥の方へ歩くにつれて、空気が重くなっていく。
そこに。
ざっ! と。
地面を踏む音がした。
それと同時に、目の前にあの少年の影が。
周りには赤い雷が走っている。
「なぜまた来た」
「___ッ!!」
赤い瞳でこちらを睨む少年。
その目力に押された。
「なぜまた来たと言っている」
「そっ、それは、あ―…、え〜と…」
「まさかと思うが、会いに来たとでも」
(!? なんでわかったの!?)
「とにかくお前は約束を破った。ここで死をもって償ってもらおう」
バッ! と。
右腕を上へ上げ、勢いよく振りかざしてきた。
が。
その右腕がシズを両断することはなかった。
誰かの細い腕が、精密にはその手…素手で少年の右腕をつかんでいる。
「な…何をッ…!!姉さん!!」
「「へ!?」」
団長と声が被った。
「お…お姉さん!?君の…!?」
「あらあらごめんなさいね、うちの弟が」
透き通ったような声色だった。落ち着くような。
第3話へ続く
あとがき
みなさんお久しぶりです。全く、週一とか言ったのはどこの誰でしょうかね。やれやれです。
本当にすいません。
そして早速雑談です。
学年末テストが近づいており、僕の兄も受験まであと間近です。
まじ疲れます。ストレスヤバイです。
今回はこんなところで。また目を通してもらえれば幸いです。
それでは。
実はすごい忙しかった
- 日時: 2016/02/07 18:17
- 名前: 名無しのパワー (ID: rgWKs6Ve)
モンスターハンター
〜猛者たち〜
8話「麻痺の恐怖」
子分を連れて現れたドスゲネポス。ドスランポスやドスイーオスと同じ骨格を持ち、砂漠に適した緑と黄茶色の迷彩をもつ鳥竜種である。
そいつは崖の下で首を上に上げ、辺りを見回している。俺達、“獲物”の匂いを嗅ぎ付けてこちらに来たのだろうか。
ラキア「先制攻撃だ、行くぞ!」
ほふくの状態から一気にダッシュし、崖を飛び降りる。
飛び降りた音で気づいたのか、ドスゲネポスがこちらに振り向く。
ラキアの蒼い目と奴の赤い目が合う。俺を補食対象として認識したのか、2度吠える。
クオックオックオーッ
今度は3回、すると穴からゲネポスが出てくる。
今のは、子分を呼び寄せる、吠えだったのだろうか。
ラキア「んなこと、どうでもいい!とにかく切る!」
突進切りを奴の脚にお見舞いし、片手剣を振るい続ける。
三撃ほど与えて、奴が噛みつこうとしてくる。が、それを回避する。
ラキア「ツっ・・・いつもより動きが鈍い、先を読んで行動しないと。」
専用のバックパックのせいで、次の行動が、どうしても遅くなる。
先程の攻撃も、一瞬遅ければ喰らっていた。
リオンの方は...大丈夫のようだ。5匹いたゲネポスの2匹は、すでに倒している。
ラキア「俺も負けてたまるか!」
また突進切りを行おうとするが、バックステップで避けられる。
鳥竜種の多くは、脚力が発達しており、その脚力を活かして、重い一撃を喰らわすこともある。
必死に追うが、バックステップと横ステップで距離を取られる。
ラキア「逃げてんじゃねぇよ!」
息が上がり始めたとき、奴が牙を向き出す。
回避できるスタミナもなく、まともに攻撃を喰らってしまう。
噛み砕くまではいかないが、深くハンターメイルを削る。
すると、ラキアは大地に倒れ込んだ。
ラキア「(なっ、体が動かない。)」
ドスゲネポス最大の特徴は、発達した前歯からの麻痺毒である。
一滴、指に付けると、手全体が麻痺すると言う麻痺毒を胴のほとんどに付けば、体は動かない。
リオン「ラキア!!」
リオンが救出しようとするが、ゲネポスに阻まれて、どうにもできない。
するとドスゲネポスは、その脚力を活かし、飛んできた。
奴の体重が全て掛かった一撃は重かった。
- 日時: 2016/02/09 14:47
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: 6ome9Pgk)
モンスターハンター 〜星屑の瞬き〜
十九章 新世界へ
シルバがココット村を出発して(追い出されて)から、三日が経った。
日が暮れる前に、近隣の村に立ち寄っては宿を取っているので、道のりの歩みは決して早くは無かったが、シルバの疲労が溜まることもなく、確実にベルナ村へと進んでいた。
水分はこまめに摂りつつ、シルバは地図を広げる。
「ふぅ……もうそろそろ見えてきそうなもんだけどな」
村長が渡してくれた地図はかなり情報量のあるもので、一見地図にも無いような村もしっかり記載されていたため、シルバもここまで迷うことなく足を進めているのだ。
最後にシルバが立ち寄った村から、ベルナ村、および龍歴院との距離は近く、今日にでもベルナ村に到着できそうだ。
あともう少しだ、とシルバは自分を奮い立たせ、水筒をリュックサックにしまう。
それからまたしばらく歩き続け、日も昇りきった頃。
昼食として焼き上げたこんがり肉をかじりつきながら、シルバは目先を見詰める。
活火山、鬱蒼とした木々、広大な平原、空を往く飛行船。
地図に描かれたベルナ村周辺と似ている光景だ。
きっと、村はすぐそこだ。
こんがり肉が骨だけになるまで食べきり、それを地面に埋めてから再び歩き出そうと立ち上がる。
「ギュィィッ、ギュァッ!」
人間ではない鳴き声を聞き付け、シルバは反射的にツインダガーを抜き放ち、周囲を見回す。
林の陰から現れたのは、緑の体躯に真っ赤な顔をした、肉食竜らしき小形モンスター。
全長や歩行の違い、発達しただろう尻尾など、ランポスやゲネポスとはまた違う分布として扱われる鳥竜種だろう。
その数は三頭。
おおかた、シルバが食べていたこんがり肉の匂いでも嗅ぎ付けたのだ。
憶測ではあるが、小型モンスターが現れると言うことは、この付近は狩り場が点在していのだろう。
肉食竜達は体当たりを仕掛けたり、接近して尻尾を叩き付けたりしてシルバを攻撃しようとするが、軽くあしらわれた末にツインダガーによる斬撃を浴びせられ、瞬く間に三頭とも沈黙する。
倒れた三頭から手早く剥ぎ取り、鱗や皮を麻袋に納める。
周囲に援軍などはいないようで、今度こそシルバは歩みを再開する。
と、思った時だった。
どこからか、ドタドタと走るような足音が聞こえる。
気配を殺して忍び寄る肉食モンスターとは違う。
足音が大きくなるにつれて、それがシルバの背後から迫るものだと気付いた。
「どいてどいてーっ!危ないよー!!」
「え!?」
その声に振り向いたシルバ。
振り向いたその先に、茶色くて丸い鳥のようなモンスターの顔が、シルバの目の前に広がっていた。
「うっ、うわ……っ」
瞬間、ドォンッと言う激突音がシルバの耳に届いた時には、既に意識が遠退いていたーーーーー。
「ちょっ、止まってってばぁ!」
少女は必死に手綱を引っ張って、迷走するガーグァを止めようとする。
もう埒が明かないため、少女は竜車から身を乗りだしてガーグァの首根っこを掴み、力尽くで押さえ込んだ。
「ガグァッ、ガーグァッ!」
「もうっ、大人しくしなさいっ!」
「グァ……ガ……」
ようやく落ち着いたらしく、ガーグァは抵抗をやめた。
少女は溜め息を着きながら、ガーグァから離れてやり、ガーグァは自力で起き上がる。
「全くもう、マッカォ見ただけで大騒ぎしないでよ……」
それよりも、と少女は二つ結びにした亜麻色の髪を揺らしながら、先程轢いてしまったハンターの元へ駆け寄った。
「ごめんなさい!大丈夫ですかーっ!?」
声を掛けても、返事がない。
「ただの屍のよ……じゃなくて!うわぁどうしようっ、生きてる?死んでないよね!?」
とにかく抱き起こしてみて、どうやら息はあるので気絶しているだけのようだ。
「と、とりあえず村に……」
轢いてしまった、少年くらいのハンターを竜車に乗せて、再びガーグァを走らせる。
ーーーーー眠っていた意識が、浮上してくる。
「んん……あ……?」
柔らかい、いい匂いが鼻腔をくすぐる。
目を開けて、真っ先に見えたのは、少女の覗き込むような顔。
目と目がパッチリと合い、少女は安堵した表情を浮かべた。
「あーっ、良かったぁ。起きてくれた!」
ふと、いきなり手を握られた。
暖かくて柔らかい感触が手に伝わってくる。
「大丈夫?私の声、聞こえてるなら握って?」
「え……うん?」
意識を確かめようとしているのだろう、シルバはまだうまく動かない頭から指示を送り、右手の握力を加える。
「1+1は?」
「……2」
「薬草×アオキノコは?」
「回復薬」
「私の髪の色、何色?」
「茶色、だと思う」
「……うん。うんっ」
納得したように頷く少女。
どうやら意識チェックは終わったようだ。
そして今度はシルバが質問する番。
「ここ、どこだ?」
周りを見回しても、家屋の中にいるのはわかる。
「ここ?ベルナ村だよ」
ベルナ村。
あぁなるほど、どうやら意識を失っている内にここに運び込まれたようだ。
「あのー。ひょっとして、一週間くらい前に、ここに来るって言うココット村のハンターって、君のこと?」
ココット村の村長からは、ベルナ村とは既に話をつけていると言っていた。
村人全員にその旨を伝えているのだろう。
「あっ、村長さん呼んでくるから、ちょっと待っててね」
少女は二つ結びの茶髪を揺らしながら、退室する。
今日から、ここが自分の第二の故郷。
ギルドから派遣されるハンターってこんな感じだろうか、とシルバは勝手に想像する。
意識を失っている内に村に運び込まれるなど、そうそう無いことだろうか。
窓を開けてみれば、のどかな農村が広がっている。
真っ白柔らかそうな毛並みを持つ家畜が放し飼いにされていたりと、ずいぶんと牧歌的な印象の村だ。
先程の少女が、村長らしき壮年の男を連れてきたので、シルバはそれに応じることにしたーーーーー。
- 日時: 2016/02/10 03:40
- 名前: 翼の勇車 (ID: UgkZOvKj)
>>202
いいですね、是非ともやりましょう! あぁ、ようやくまたクロオバができる……。
アルセルの状態としましては、イビルジョーとの遭遇前、リオス一家とキャッキャウフフしてるあたりが書きやすいかと思います。そちらのメンバーは……どうしましょう。アストは外せないとして、出来ればセージや他ハンター組からも参加してもらえると有難いんですが……。
- 日時: 2016/02/10 07:14
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: PHssyoqY)
>>214
小さくて短いクロスオーバーですから、あんまり増えるといくないです。
こちらの希望としては以下の通りで、いずれも本編終了以降。
・ウェディングケーキのために、ガーグァの卵を集めに来たアストとカトリア
・ニャンターの実証のため、セージが抜擢、依頼を受けて遺跡平原へと来る
・ギルドからの匿名で、ニーリンがその調査ハンターとして選ばれる
・旅の途中で大型モンスターの襲撃を受けて、遺跡平原に転がり込むことになったユリとツバキ
その他、希望がありましたら、都合を合わせます。
- 日時: 2016/02/11 02:12
- 名前: 翼の勇車 (ID: qXrd4tL6)
>>215
ユリ&ツバキも捨てがたいですが、面倒見がいいというアルセルの設定上アスト&カトリアさんがいいかと思います。ウエディングケーキを作るという目的を聞いたら、きっと喜び勇んで金の卵くらいは大量に集めてきそうですwww
話の方向が迷走するのは避けたいですし、事前におおまかな流れを決めてしまいましょうか?
- 日時: 2016/02/11 06:41
- 名前: ダブルサクライザー ◆4PNYZHmIeM (ID: TgrDR9AN)
>>216
では、アスカトのガーグァの卵集めをベースにするとして。
輪廻の唄の本編終了から二年が経った状態で、ウェディングケーキを業者に作って貰うために、ガーグァの卵の納品依頼を受けるミナーヴァ。
カトリアの意向によって、過去に例のないほどのケーキの製造に当たり、ガーグァの卵が10個ほど必要。
一度に10個も乱獲は出来ないために、複数回に分けての納品。(遺跡平原には二回ほど訪れる)
特別な依頼であるため、アストだけでなくカトリアもハンターとして同行。
アルセルは狩り場に到着した二人の会話から事情を察知。
独自にガーグァの卵を納品しようと、ベースキャンプに足を踏み入れたところで、アスト(カトリア)と遭遇。
当然、敵意を向けられるアルセルだが、身振り手振り(?)で敵対の意思が無いことを伝え、アスト(カトリア)は手を止める。
一旦アストとカトリアが合流してから、敵意のない、むしろ協力的なアルセルを見て、ひとまずは見逃す。
アルセルが運んできた分で、その日のノルマは達成、二人は一度バルバレに帰還する。
数日後に再び遺跡平原に足を運ぶ二人だが、事前に二人が来ることを読んでいたアルセルが薬草茶を二人に提供。これによって二人は、アルセルを敵とは見なくなる。
卵の納品途中で、ライゼクスが乱入。ライゼクスの目的は遺跡平原の支配であるため、リオレイアに襲い掛かる。(このときリオレウスは狩りに出ていて不在)
リオレイアも子供たちを守るために応戦するものの、空中戦でライゼクスには及ばず、一度は墜落してしまう。
追い討ちをかけるライゼクスの前に、異変の察知で駆け付けるアルセル。
アストとカトリアもそれに気付き、アルセルとリオレイアが共存していると言う事実を知る。
負傷したリオレイアに代わり、アストとカトリア、アルセルの協力によってライゼクスの撃退に成功。狩り場から逃げ出そうとしたライゼクスは、狩りから戻ってこようとしたリオレウスに出会し、追撃された末に仕留められる。
その後、卵の納品を終えた後にアルセルにリオス夫妻の巣に招待され、リオス夫妻の子供達とふれあう二人。(リオレウスはライゼクス追撃のためにまだ帰ってきてない)
最後にアルセルが友好の証として、ガーグァの金の卵をプレゼントしてくれて、アストとカトリアはバルバレに帰還、依頼は完了。
その一ヶ月後には、バルバレで特別に開かれた式で、アストとカトリアはめでたく結婚。
アルセルはその遥か上空から見守っていた。
こんな感じですね。
そちらの応答を確認次第、アストとカトリアの設定を書きます。