Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ! 五代目!( No.760 )
  • 日時: 2017/10/18 00:33
  • 名前: クルセイダー (ID: fls/Ggps)

いつ参戦するんだよ…ルドガー…


ハンターズアドベンチャー 〜エピソード クロス〜

第22話『双刃乱舞』


ゴア・マガラの口から膨大な謎エネルギーが放出された。廻斗達は回避しようとするが、謎エネルギーは既に廻斗達のすぐ近くまで接近していた。廻斗達は死を覚悟した。そして、放出された謎エネルギーは大爆発を起こした。




……が、廻斗達は生きていた。廻斗達はゆっくり目を開けた。そこに立っていたのは……


『情けないね、廻斗。』


妃弓花だった。廻斗は一瞬目を疑ったが、どれだけ見ても、妃弓花に変わりは無かった。
廻斗は感動を覚え、グナイアクトは驚いた。


廻斗『妃弓花…………!無事だったか……!?』
妃弓花『話は後。今はこいつを片付けるよ。』
グナイアクト『(あのブレスを消滅させた……!?彼女は一体どんな力を……)』

グナイアクトがそう思って数秒後、廻斗とグナイアクトは衝撃の光景を目にした。


妃弓花『さて……お前はこれから"自分自身の力"によって倒される。』
廻斗『へ…?』
グナイアクト『自分自身……?』
妃弓花『はあっ!』

妃弓花は、体から先程のブレスに匹敵する、否、"全く同じ力"をオーラとして解放した。


廻斗・グナイアクト『!!??』
廻斗『妃弓花からもあのエネルギーが……!!まさか……!』
グナイアクト『……ゴア・マガラのブレスを"取り込んで自分の力とした……!?』

妃弓花『良い力。これなら一瞬で終わりそう!』

妃弓花はゴア・マガラに急接近し、ツインネイルを勢い良く突き刺した。
威力は絶大で、ゴア・マガラを一瞬で瀕死へと陥らせた。
さらに、妃弓花は凄まじい速度でゴア・マガラの頭部を何度も斬りつけた。

妃弓花『これで……最後っ!』

妃弓花がツインネイルを勢いよく斬り下ろすと、エネルギーが大爆破を起こした。ゴア・マガラは絶命したが、妃弓花も吹っ飛ばされてしまった。


妃弓花『うあっ!』
廻斗・グナイアクト『!!』
廻斗『大丈夫か!妃弓花!』
廻斗とグナイアクトは妃弓花の下に駆け寄った。

妃弓花『やっぱりまだ無理か…あれ程の力を制御しきるのは…。』
廻斗『制御?……! さっきの妃弓花から出てたオーラ……!あれの事か……?』
妃弓花『そ。あの後ベルナ村に落ちたんだけど、そこにいた"アグルドン"って人に才能を買われてさ。それでーー』
グナイアクトの目の色が変わった。

グナイアクト『ちょっと待ってくれ。今アグルドンって言ったか!?』
妃弓花『そうだけど?そういえばあなた誰?』
グナイアクト『あ、まだ名前を言ってなかったな。グナイアクトだ。』
今度は妃弓花の目の色が変わった。

妃弓花『!! あなたがグナイアクト!?あの"覇の神"の!?』
グナイアクト『そうだが、それが?』
妃弓花『……突然だけど、私を鍛えて欲しい。あなたの訊きたい事に全て答えるから。お願い。』
グナイアクト『本当に突然だな……。まあ、別に良いが。今からか?』
妃弓花『出来れば。』
グナイアクト『わかった。廻斗、時間をくれるか?』
廻斗は迷った。

ーー妃弓花に轟華の現状を伝えるか、妃弓花を鍛えさせるか。恐らく轟華の現状を伝えたら速攻突っ走るだろうな。まあ正直妃弓花なら何とか出来そうな気がしなくは無いが、仮に新たな敵として強大な敵が出てきたら返り討ちに遭うだけだ。ここは確実に…………待てよ。

廻斗は急に何かを思い出したように、そしてとても焦った表情で妃弓花とグナイアクトに伝えた。


廻斗『妃弓花!アクト!もしかしたら轟華の下に亜樹が向かってるかもしれない…!』
妃弓花『!? 一体どういう事!?』
グナイアクト『!! そういえば約1週間前に廻斗の妹がいるポッケ村に向かっていた…!
妃弓花『1週間!?相当時間経ってる!急いで向かうよ!』
廻斗・グナイアクト『おう!!』

廻斗達は、ポッケ村行きの飛行船に乗るためにベルナ村へ向かった。


続く


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リアルが忙しすぎる