Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ! 五代目!( No.583 )
  • 日時: 2017/02/04 16:24
  • 名前: クルセイダー (ID: hFaEqI3s)

MHXX発売までにエピソードクロス終わらせたいけど……
……終わる気がしない


ハンターズアドベンチャー 〜エピソード クロス〜

第19話『捜索、願望、そして……』


ーー謎の組織のアジト。本部が地上1階層、地下6階層からなる建物となっており、その周りに地上1階層建ての支部が13軒点在している。
立地場所は峰に囲まれた盆地であり、陸からの侵入は不可能。その為、組織は飛行船を6機所有している。


謎の組織は今、パニックに陥っている。幹部2人が帰って来ないのだ。2人共1週間前にユクモ村に行ったきりである。そして同行した部下達も誰一人帰って来るものはいなかった。ボスもまだ帰って来ていない。アジトに残っていた部下達はいよいよユクモ村に捜索に出掛けた。そこで部下達が見たものとは……




部下A『ん!?待てよ……!?ユクモ村はあそこにあったはずだが……!?もしや……!』
部下B『ユクモ村が……消えた……!?』
部下C『一体何があったんだ……』
部下B『ま、まさか……!亜樹様と喜羅来様はユクモ村が消えた原因となるものに巻き込まれたんじゃ……!?』
部下A『おい!"ヴァール"!船を降ろせ!』
ヴァール(部下C)『分かっている!』

ヴァールと呼ばれた組織員は飛行船をユクモ村跡地に着陸させた。部下達は唖然としていた。

部下A『本当に何が起きたんだ……』
部下B『と、とにかく!早く亜樹様と喜羅来様を探さなきゃ!』
ヴァール『そうだな……。しかし、ここら一帯にいる気配は無いが……。……"シェンド"、"ミア"。この地を抉っている跡を辿ってみよう。何かがあるかもしれない。』
シェンド(部下A)『ああ!』
ミア(部下B)『じゃあ、行こう!』

シェンド、ミア、ヴァールの3人は、地を抉った跡を辿り始めた。


10分後、ミアの視界にあるものが映った。

ミア『ねぇ、あれって村の残骸……かな?』
シェンド『木材やら岩やらが散らばってるな……。そうとみて間違いなさそうだ。』
ヴァール『よし、捜すか。状況は一刻を争う。急ぐぞ。』
シェンド『言われなくても!』
ミア『亜樹様……喜羅来様……どうか……ご無事で……』

3人は捜索を始めた。無残な姿になった家屋などの残骸や、地面が砕けた残骸などをどかしながら、亜樹と喜羅来を探していた。


3分後。


ミアが岩をどかすと、そこに喜羅来が横たわっていた。
ミア『!! き、喜羅来様!!大丈夫ですか!?』

返事は無い。

シェンド『! 見つかったのか!』
ミア『喜羅来様はね。でも、返事が無い……』
ヴァール『急いで帰ろう。一刻も早く治療をしないと。』
ミア『え!?亜樹様はどうするの!?』
ヴァール『……じゃあ、シェンドとミアが捜索してくれ。俺は喜羅来様を治療してくる。』
シェンド『……わかった!ちゃんと迎えに来るんだろうな!?』
ヴァール『当たり前だ。』

ヴァールは傷だらけの喜羅来を飛行船に乗せ、アジトへと帰っていった。


ミア『さあ、亜樹様の捜索を始めよう!』
シェンド『もう結構捜したんだけどなぁ……』

シェンドとミアは捜索を再開した。


5分後。


シェンド『これで……最後だ!…………いない。』
ミア『とすると、ここ以外の場所にいるという事……どこにいるんだろう……亜樹様……』

ミアが呟いたその瞬間だった。

シェンド『……!! ミア、危ない!』
ミア『えっ!?』

ミアは咄嗟に武器を取り、右に回避した。そして攻撃してきた人の方を見ると、見覚えのある人物だった。




ミア『……えっ!?あ……亜樹……様……なのですか……!?』
亜樹?『…………』
亜樹と思わしき人物は、問いに答えずにテオ=ストライカーをミアに斬りつける。その動きは凄まじく速く、ミアは手も足も出ずに叩きのめされてしまった。

ミア『うう…………助け……』
シェンド『ミア!!……クソッ、あいつは亜樹様じゃねぇ!亜樹様に変装した誰かだ!』


亜樹?『変装?そんな事は一切してないよ。』

シェンドの言葉に亜樹と思わしき人物が反応した。

シェンド『何を言ってやがる!亜樹様は味方に攻撃は一切しない!』
亜樹?『確かにそうだね。"お姉ちゃん"は味方にはとても優しいからね。』
シェンド『!!? い……今、何つった!?』
亜樹?『お姉ちゃん。私のお姉ちゃんは亜樹。』
シェンド『はぁ!?亜樹様に妹!?』
亜樹の妹(詩衣葉)『いちゃ悪い?』
シェンド『そんな事は言ってねぇよ!で、亜樹様の妹は何故こんな事をしてるんだよ!?』
亜樹の妹『ボクはお姉ちゃんと平和に暮らしたい。だから、障害となる組織を潰しにきたんだ。』
シェンド『何だと!?そんな事をさせると思うか!?』
亜樹の妹『只の部下がいい気にならないでよ。』
シェンド『あ?いくら亜樹様の妹だからって調子乗り過ぎてんじゃねーぞ!!』


亜樹の妹『あーうるさい。さっさと消えてよ。』


その瞬間、シェンドを大爆発が襲った。


亜樹の妹『雑魚のくせに、粋がるから無残な死に方をするんだよ。地獄で後悔しても遅いからね。』


亜樹の妹(詩衣葉)はそう言い残すと、炎を全身に纏わせて飛んで行った。


続く


目次>>428


ルヴァイアドラゴンEXとルヴィーズドラゴンEX許すまじ
……そうだ、レベル上げよう。


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