Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ! 五代目!( No.354 )
  • 日時: 2016/04/28 20:04
  • 名前: クルセイダー (ID: Vlgz.3DO)

前置きは無しで。

ハンターズアドベンチャー 〜エピソード クロス〜

第10話『無双の狩人と覇の神』


ーー渓流。
ユクモ村に比較的近くにある場所で、水が豊かである。
林業を主な産業とした村人も訪れる事があり、特産品の“ユクモの木”
を植えては伐採する。
他にも“ドスマツタケ”や“特産タケノコ”などの特産品が存在する。
数あるフィールドの中でも特に“和”の雰囲気が漂う。


廻斗『……この先にいるっぽいな。』

廻斗達はジンオウガがいると思われるエリア5の手前、エリア4にいた。

廻斗『皆、行くぞ!』
恐太『よし!』
グナイアクト『わかった!』

廻斗達は一斉にエリア5に入った。
廻斗達はその先の視界にジンオウガを確認した。

廻斗『久しぶりだな……ジンオウガ!』
恐太『前に戦ったのは半年ぐらい前だったか?』
グナイアクト『俺は1年前かな。』
廻斗『1年前……ねぇ。』
恐太『止めろ。思い出すな。』

話してる間に、ジンオウガがこちらに向かってきた。

グナイアクト『話は終わりだ。行くぞ!』

狩りの始まり。

恐太『最初は俺が!』

先ず、恐太がテュランノスをジンオウガの頭部に振り上げた。
ジンオウガはその後、恐太に向かって手を振り下ろした。

恐太『間に合えっ!』

恐太はギリギリで回避し、第二撃へと移った。


廻斗『相変わらず素早いなぁ…』

廻斗は愚痴をこぼしながら、THEインパルスで尻尾を切断しようとしていた。
廻斗がひたすら尻尾に刺していると、いきなり尻尾が動いた。そして、その尻尾は廻斗の頭上に迫ってきた。

廻斗『ちょっ……』

廻斗は反射的に盾で守った。

廻斗『素早いモンスターは苦手だーー』


グナイアクト『……さっさと終わらせるか。』

グナイアクトは赤い覇剣エムカムトルムのような大剣を抜くと、そこに力を集中させた。
すると、大剣の周りに炎が渦巻き、巨大な刃となった。
そして……


ズドォォォン!!

巨大な炎の刃はジンオウガを両断、ジンオウガは絶命した。

廻斗『!? な、何だ!?』
恐太『ま、まさか、アクトが……?』

グナイアクト『まあな。俺は昔、皆から“覇の神”って呼ばれてた。実際は神じゃなくて人間だけど、あんな炎を操れるなんて、人間の域を超えてるよな。あれは生まれつきだ。最初はうまく使いこなせなくて、自分を傷つけていた。でもある時、コツを掴んだ。その時、さっきの炎の刃を使えるようになったんだ。』
廻斗『そうなのか……、なあ、思ったんだけど、もしかして、シューフと……ファラース、だっけ?あの2人も……』
グナイアクト『感が鋭いな。そうだ、あの2人も特別な力を生まれつき持っている。……そしてある日、俺を含めた3人の力が暴走した。それが原因で…………』
廻斗『無理して言わなくていいよ。』
恐太『そうだ。無理するのは良くない。』
グナイアクト『2人共……ありがとう。っと、剥ぎ取らないと!碧玉よ、出てこい!』

廻斗達は、ジンオウガの剥ぎ取りを開始した。


グナイアクト『いや〜〜まさか本当に出るとは……』
廻斗『運が良かったな。さて、次はどうするかな……』
恐太『ナルガクルガが良いんじゃないか?丁度このあたりに出没しているらしいから。』
廻斗『……なあ、思ったんだけど……』
恐太『何だ。』

廻斗『ナ ル ガ っ て 宝 玉 あ っ た っ け ?』

恐太、グナイアクト『『あ』』


続く