Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ! 五代目!( No.270 )
  • 日時: 2016/03/07 00:15
  • 名前: クルセイダー (ID: cOEv1/A6)

最近MHXでやる事が無くなってきたクルセイダーであった

ハンターズアドベンチャー 〜エピソード クロス〜

第8話 『13の宝玉』


廻斗とグナイアクトは着々と準備を進めていた。廻斗は、さっきムルシューフからもらった紙を見つめた。
グナイアクト『んで、集めてくる宝玉はいくつだ?』
廻斗『えっと…………13個。』
グナイアクト『多いな………対象モンスターは?』
廻斗『……読むと長くなるから自分で見て。はい紙。』
グナイアクト『サンキュ。んと……』
グナイアクトは紙を見つめた。
紙に書いてあったモンスターは以下の通り。

火竜リオレウス
鋼龍クシャルダオラ
轟竜ティガレックス
迅竜ナルガクルガ
海竜ラギアクルス
雷狼竜ジンオウガ
砕竜ブラキディオス
黒蝕竜ゴア・マガラ
千刃竜セルレギオス
斬竜ディノバルド
電竜ライゼクス
巨獣ガムート
泡孤竜タマミツネ

グナイアクト『……古龍混じってるんですがこれは。』
廻斗『それでもやるしかないだろ。お前と俺の力を合わせれば、どんなモンスターも倒せるって!』
グナイアクト『……そうだな!廻斗の妹の命もかかってる訳だし。』
廻斗『ああ。アクト、準備は出来たか?』
グナイアクト『バッチリだ。いつでもいいぞ。』
廻斗『よし!行こう!宝玉集めに!』
グナイアクト『皆に挨拶してこなきゃな!』
廻斗とグナイアクトはポッケ村の住民に別れを告げ、飛行船の方へと向かっていった。

グナイアクト『さて廻斗、最初は誰からいく?』
廻斗『ジンオウガかな。ユクモ村にも行きたいし。』
グナイアクト『わかった!おーい!窓口さん!』
窓口『ニャ、何処に行きますかニャ?』
グナイアクト『ユクモ村で頼む。』
窓口『了解ですニャ!飛行船に乗ってお待ち下さいニャ!』
廻斗とグナイアクトは、飛行船に乗った。

飛行船に乗って1日と3時間、ユクモ村が見えてきた。
廻斗『あれがユクモ村か?いやー長かった……』
グナイアクト『俺は早く足湯に浸かりたい……』
廻斗『足湯?そんなものがあるのか。』
グナイアクト『らしい。噂を小耳に挟んだだけだが、疲れがとれると評判らしい。』
廻斗『へぇ〜〜。お、あれかな?』
廻斗は天高く昇っている湯気の発生源を指した。
グナイアクト『お、それっぽいな。今までの疲れを癒したい!』
廻斗『同意!早く着けーー!』
廻斗とグナイアクトはすっかりテンションが上がり、飛行船は着陸態勢へと入った。

グナイアクト『着いた着いた。さあさあ、足湯に……ん?』
何やら家の周りに人だかりが出来ている。
廻斗『例の如く俺の仲間がいるのか?』
グナイアクト『いってみるか。』
廻斗とグナイアクトは、人だかりの方へと向かっていった。

グナイアクト『すいませーん、何があったんですか?』
村人『あ、ハンターさん!それがね、少し前に別のハンターさんが空から落ちてきてね……』
廻斗『例によって例の如くか……その人、俺の仲間です!』
村人『本当!?良かった!空から落ちてきたハンターさんも仲間を探してたみたい!』
廻斗『てことは、もう起きてるんですか?』
村人『うん、さっき起きたばかりだけど。』
グナイアクト『なあ、お前って……』
村人『何?』
グナイアクト『ファラースか?』
ファラース『……えっ!?アクト!?久しぶり!元気にしてた?』
どうやらグナイアクトとこの村人は知り合いらしい。廻斗はグナイアクトに聞いた。
廻斗『知り合い?』
グナイアクト『ああ。名前はファラース=アクシャンタ。例によって元ハンター仲間だ。こいつも今はハンターを辞めてる。』
ファラース『そういう事。ま、とりあえずよろしく。』
廻斗『あ、うん、よろしく……』
何によろしくなのか、廻斗は理解出来なかった。
ファラース『で、仲間のところへは行かないの?』
廻斗『あ、そうだった。じゃ。』
グナイアクト『じゃ。』
ファラース『またねー。』
ファラースと別れ、家の中へ入っていった。

恐太『!! 廻斗!!生きてたか!!』
廻斗『あんぐらいじゃ死なねーよ。』
恐太『まあ、わかってたけど。他のみんなは?』
廻斗『妃弓花には会ってない、轟華は…………』
恐太『……どうかしたのか。』
廻斗『心して聞いてくれよ。』
廻斗は恐太にポッケ村での一部始終を話した。

恐太『そうなのか……轟華が後1ヶ月の命……救うためにはまず13の宝玉……大体わかった。』
廻斗『恐太、付いてきてくれるか?』
恐太『当たり前だ。仮にも俺の妹の友達が苦しんでんだ。行かない理由はない。』
廻斗『ありがとな。そうだ、恐太に紹介しないと。俺と一緒に旅をしてくれてるアクトだ。』
グナイアクト『よろしくな、恐太。』
恐太『ああ、アクト。一緒に轟華を救おう。』
廻斗『よし!じゃあ、ジンオウガ狩りに行くか!』
アクト『OK!』
恐太『わかった!っと、狩りの準備しないと……。先に飯でも食っててくれ!』
廻斗『ああ!』
恐太が準備をしている間に、廻斗とグナイアクトは飯を食べに向かった。


続く