Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ! 五代目!( No.204 )
  • 日時: 2016/02/05 21:40
  • 名前: クルセイダー (ID: G3Nw/i/O)

強者達の祭典すらクリア出来ないクルセイダーであった(武器強化しないと……)

ハンターズアドベンチャー 〜エピソード クロス〜

第6話 『まさかの出会い』


廻斗とグナイアクトは、ココット村の村人達に別れを告げた。

アクト『アンタ、まずは何処に行くんだ?』
廻斗『何処って言われてもねぇ……』
アクト『っと、そうだったな。地図やるから、適当なとこ選んどけ。』
廻斗『わかった。』
廻斗は地図を受け取り、まじまじと見た。
少しして、廻斗はアクトに場所を告げた。
廻斗『ここにする。ポッケ村ってとこ。』
アクト『ポッケ村だな?わかった!』
そう言うと、グナイアクトは飛行船の方向に歩き出した。
飛行船の前にいたアイルーにグナイアクトは声を掛けた。
アクト『おーい、窓口さん!』
窓口『ニャ、何処に行きますかニャ?』
アクト『ポッケ村だ。よろしく頼む。』
窓口『わかりましたニャ!では、飛行船に乗ってお待ち下さいニャ!』
廻斗とグナイアクトは、飛行船に乗った。

飛行船にて、グナイアクトが呟いた。
アクト『ポッケ村ねぇ……』
廻斗『アクト、どうした?』
アクト『いや、何でもない。ちょっとある事を思い出しただけだ。気にしないでくれ。』
廻斗『……わかった。』
アクト『そういえばアンタ、記憶どうだ?』
廻斗『……ダメだ、何も………………っ!?』
廻斗は、いきなり激しい頭痛に襲われた。アクト『!? アンタ、大丈夫か!?』
廻斗『大丈夫じゃな……、痛っ!!』
その時だった。廻斗は頭の中に記憶らしきものが甦ってきた。その瞬間、頭痛は嘘のように消えた。
廻斗『!!俺は……』
アクト『え…アンタ、まさか……』
廻斗『大丈夫、アクト。記憶は消えていない。寧ろ、戻ったよ。一部だけど。』
アクト『!!本当か!?やったな!』
廻斗は記憶が一部戻った。戻ったのは、自分の名前や、自分の過去の事など。
廻斗『俺の名前は廻斗。ある日、飛行船に乗ってたらある龍に襲撃を受けて、そのままココット村の近くの森に落ちた、という訳。』
アクト『そうだったのか…。お、もうすぐで着くぞ。』
飛行船の窓の向こうには、一面の雪景色が広がっていた。

アクト『よし、着いた。ここがポッケ村だ。ん?何か騒がしいな。』
廻斗『行ってみよう。』
廻斗とアクトは、人だかりが出来ているとこに向かった。

廻斗『すいません、何があったんですか?』
村人『ああ、ハンターさんか。さっき、他の村人が雪に埋もれていたハンターさんがいてね。村長が看病をしているよ。』
アクト『!!それってもしかして……』
廻斗『俺の仲間かもしれない!すいません、通ります!』
廻斗は人だかりを掻い潜り、家の中に押し入った。そこには……


廻斗『……そういえば記憶ないや。』
アクト『まあ、そうだわな。』
廻斗は記憶が無いにも関わらず、飛び込んできてしまった。恥ずかしい。

村長『おや、仲間かい?』
廻斗『はい。多分……』
村長『そうかい。なら、面倒をみてくれるかい?』
廻斗『わかりました!』
そう言って、村長は家を出た。

廻斗『看病つったって、何すればいいんだ?』
アクト『起きるまでは見守ってればいい。応急処置は村長がやってくれただろうさ。』
廻斗『そうだな。にしても可愛いな…』
アクト『だな……。』
そう言って、廻斗とグナイアクトは、ベットで寝ている少女、轟華の看病をした。


続く


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