Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ! 五代目!( No.154 )
  • 日時: 2016/01/15 22:59
  • 名前: クルセイダー (ID: 6QZWroRF)

前話の狩技の発動文が後で見返してみたらくどく感じたから直したクルセイダーであった

変更前 廻斗『古の獄炎よ、今、解き放て!覇山竜撃砲!』
変更後 廻斗『喰らえ!覇山竜撃砲!』

変更前 轟華『収束した爆炎よ、全てを飲み込め!スーパーノヴァ!』
変更後 轟華『いっくよーー!スーパーノヴァ!』

それでは本編へ

ハンターズアドベンチャー 〜エピソード クロス〜

第4話 『悪夢を創り出した龍、否、"人間"』


帰りの飛空艇で廻斗達は、色々話していた。
恐太『そういえば廻斗、お前、ハンターノート読んだって言ってたけど、いつ読んだ?』
廻斗『出発前。』
廻斗は真顔で答えたが、恐太には疑問が浮かんだ。
恐太『は…?お前、俺に鱗粉解除方言わせといてそれは無いだろ…』
廻斗『別に言わせてないけど?恐太が勝手に言っただけだろ。』
恐太『…………そうだな。あーもう、何か最近頭の回転が悪い気が……』
廻斗『確かに、最近すぐひらめかないよな。疲れてんじゃないのか?しっかり休めよ。』
恐太『……ああ。』
と、呑気に話していた。
そして、後もう少しで村に着く所で、事件は起きた。
飛空艇が謎の龍からの襲撃を受けたのだ。その龍は、火炎弾を幾度となく発射してきた。
轟華『きゃああ!?……やばい、落ちちゃう!』
妃弓花『このままじゃ私たち……!』
恐太『!!!!……廻斗……あれって……』
廻斗『……そうか。俺たちが生き残っている事を知って、場所を嗅ぎつけたってわけか。……あの野郎…………』
廻斗達は心の底からあの龍を憎んでいた。自分達の故郷を悉く焼き尽くしたのだ、あの龍は。そして、廻斗は見ていた。あの龍が人間になる瞬間を……
恐太『やばいぞ……飛空艇が……破壊される!』
そう恐太が言い放った瞬間、飛空艇は爆発した。
恐太『うわあっ!くそっ、あいつめ……!』
妃弓花『もう、嫌だ…』
轟華『お兄ちゃん、お兄ちゃーーん!!』
廻斗『くっそおおおおおおおお!!』
廻斗達は四方に散り散りとなって落ちていった。








『おい!みんな!人が倒れているぞ!』
村人達はふもとの森の中に人を見つけ、民家に担いでいった。




廻斗『……ここは……どこだ……?』
『!!みんな!この人の意識が戻ったぞ!』
廻斗は少し前の記憶を辿ろうとした。のだが、どうも思い出せそうにない。それどころか……
『アンタ、大丈夫か!?』
廻斗『俺は………………誰だ?』
廻斗は何と記憶喪失となってしまっていた。それを聞いた村人は、
『何だって!?アンタ、記憶が無いのか!?』
廻斗『うん。まるっきり。何もわかんない。』
『これは参ったな……アンタ、ハンターだろ?』
廻斗『ハンター……?何それ?』
『!!! アンタ、本当に何もかも忘れちまったのか!?』
廻斗『うん。今より前の事なんて、何もわかんない。むしろ、今より前なんて存在したのかってぐらい。』
廻斗はかなり重度な記憶喪失に陥ってしまった。自分の名前も自分の職も思い出せない。性格も少し変わってしまっている。何もかも、吹き飛んでしまったのだ。友達の存在も、妹の存在も……


続く