Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ! 五代目!( No.139 )
  • 日時: 2016/01/11 10:23
  • 名前: モンモン (ID: X2U7VsgJ)

本の中の旅人達

第一話 自己紹介

真っ赤に燃える太陽が頂点に近づく旧砂漠に、それに負けないくらいに明るい声が響く。

「改めて自己紹介させてもらうわ!私の名前はメルナこの団の団長兼冒険家よ!」

クック装備を身にまとい、弦楽器にしか捉えられない見た目をした武器セロヴィセロベルデを背負っている。
太陽に照らされキラリと光る後ろで結んだ赤髪、歳は20代後半くらい、あの大きな声とは正反対のの青く澄んだライトブルーの目。 その目は、キリトに向けて純粋な眼差しをしている。

「おい坊主!俺は、アキスケ骨董屋だ。これから宜しく!」

ミツネ装備の上からでも分かるがっしりした体、その強靭な背中に背負われたガノトトスの頭のハンマーガノヘッド、そして最近切ったことが分かるツヤのある黒髪。
歳は35くらいだろうそれにしても、軽く腕相撲をしただけで吹っ飛ばされそうだ。こんな人が壺とか持っても大丈夫なのだろうか...。

「俺はジェームズ、コックだ。宜しく...」

ロアル装備を身にまとい夜鳥ホロロホルルの素材でできた武器ホロロゾファーを背中に背負う、その男はキリトと同じくらいの背丈で歳は20歳くらい。
容姿はそんなに悪くないが、目線が冷たすぎる一匹狼とはこのことを...言わないか。

「と言う事で、自己紹介が終わりました!Daring団へようこそ!」

「よっ宜しくお願いします!(Daringって大胆とか不敵とかいう意味だろ。幸先不安とほほ...」

「で、何でこんな見掛け倒しのキャラバンに来たんだ?」

冷たい視線のジェームズの視線がいつもより冷たくなる。

「それは、メリナさんに無理やり入れって言わ...」

「奇跡よ奇跡!奇跡の中の奇跡が起こったんだわ!」

みんなはこの分かりきったメリナの嘘を呆れたように黙って見ている。

「あっそうだメリナ次どこ行くんだ?」

「決まってるじゃない。Daring団(大胆団)恒例新入りさんに行き先を決めてもらうのよ!キラッ」
そう言いながらメルナは頬に指を当て決めポーズをした。

「えぇ何で、何でなんですか!?」

キリトの声は旧砂漠の砂嵐でかき消され残ったのは、少しの時間と熱風だけだった。

続く...

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ダブルサクライザーさん
アキスケの装備ミツネシリーズの事ですが、今後のダブルサクライザーさんの小説活動に支障をきたすのであれば変えるので宜しくお願いします。