Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ! 五代目!( No.115 )
  • 日時: 2016/01/03 22:21
  • 名前: クルセイダー (ID: 7S6CkgbO)

別端末にて

ハンターズアドベンチャー 〜エピソード クロス〜

第1話 『夜鳥、古代林で舞う』


ーー夜鳥、ホロロホルル。
その名の通り暗がりを好み、翼や鋭い爪で獲物を狙う。
鱗粉や音波を用いた攻撃を使用し、獲物を様々な状態異常に至らしめる。

新しい状態異常《混乱》に早速掛かったのは轟華だった。
轟華『発射!』
轟華が狙ったのは廻斗だった。
廻斗『うおっ!?』
廻斗は咄嗟にガードした。
廻斗『どこ狙ってんだ!危ないだろ!』
そこに恐太が駆けつける。
恐太『轟華?どうした?』
轟華『あっ!お兄ちゃん、危ない!』
そういって轟華は恐太を撃った。恐太はスラアクで身を守った。
恐太『うわっ!それは俺!……これは、混乱してるのか?』
妃弓花『そうでしょ。そうじゃなかったらヤバいから。』
恐太は初めてみた状態異常の治療法を考えた。
恐太『ショックを与えれば治るかな?』
廻斗『普通だな。まあいいや、おーい、轟華起きろ〜〜』
そういって廻斗は轟華を蹴……ろうと思ったらホロロホルルが突っ込んできた。
廻斗『うお!?ヤベェ来た!』
廻斗は咄嗟にガードして身を守った。が、轟華は食らった。
廻斗『大丈夫か!?轟華!』
轟華『うん、大丈夫。』
混乱は治ったようだ。と、思っているところにホロロホルルがダイブしてきた。
廻斗『うおっ!!』
轟華『きゃあ!』
2人はまともにダイブを受けた。
恐太『大丈夫か!』
廻斗『一応な。よいしょっと。……ん?何だ、この黄色いの。』
恐太『!!廻斗離れろ!』
遅かった。廻斗は鱗粉を吸い込んでしまった。
恐太『くそ、遅かったか…。』
廻斗『……とりあえず回復するか。』
と言って廻斗が取り出したのは、ーーにが虫。
恐太『廻斗!?それはにが虫ーー』
廻斗『わかってるって。』
ゴクン。廻斗は飲んだ。食べたと言ったほうがいいか。
廻斗『まずっ!!相変わらずっ!!』
恐太『廻斗……?大丈夫か…?』
廻斗『おお、スッキリした。やっぱ困った時はハンターノートだな!』
恐太『ノート…!そうだ、ノートがあったんだ……』
廻斗『あれれ?どうしたのかな恐太君?いつもの冴えた頭はどこ行ったのかな?にが虫食べる?』
恐太『……頂こう』
廻斗『ほらよ。んじゃ、加勢してくる!』
恐太『ちょっ、ちょっと待て!すぐ行く……ムシャ……おえっ』

一方、轟華と妃弓花は、兄達が狩り中にも関わらず何か話してるのに眉を潜めながらホロロホルルと戦っていた。
妃弓花『たあっ!……全く、恐兄達は何をしてるんだか…』
轟華『ほんとだよ〜〜、さっきわたしも一緒にダイブ食らったのに気遣いすらしてくれないし……』
妃弓花『後でシバけば?』
轟華『そうだね!……よいしょっと、散弾装填!』
妃弓花『え、散弾!?それめっちゃ食らうんですけど……』
轟華『あ、そうだね!じゃあ、拡散弾で!』
妃弓花『……当てないでね。』
轟華『わかってるって♪そりゃあ!』
轟華は拡散弾を発射した。弾はホロロホルルの頭目掛けて飛んでいき、当たった。と、そこに偶然踏みつけ攻撃後の妃弓花が来てしまった。
妃弓花『!!ちょっ……』
妃弓花が吹っ飛ばされた。
轟華『あっ!妃弓花ゴメン!』
妃弓花『……拡散弾禁止。』
轟華『わかったよ〜〜』
と言って、轟華は散弾をセットした。
妃弓花『ご〜〜う〜〜か〜〜??散弾もダメって言ってるでしょ!通常弾だけにして!!』
轟華『は〜い…』
そこに、廻斗と恐太が駆けつけてきた。
廻斗『悪い!遅れた!』
轟華『遅〜〜い!!後で拡散弾三連撃ね!』
廻斗『悪いって言ってるだろ!』
轟華『刑は変わらないよ〜〜』
廻斗『…………はいはい』
妃弓花『恐兄も遅い!何やってたの!?後口に何かついてる!汚い!』
恐太『わ、悪い……』
妹達に叱られる兄達。それを見てホロロホルルは何もためらいも無く音波を出した。
廻斗『おわっ!?……何か眠くなってきた……zzz』
轟華『お兄ちゃん……?何寝てるの……zzz』
恐太『しまった、油断した……zzz』
妃弓花『全部恐兄たちのせい……zzz』

ーー全員寝てしまった。そこに、ホロロホルルではない別のモンスターが姿を現し……


続く