Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ! 五代目!( No.735 )
  • 日時: 2017/08/12 02:25
  • 名前: クルセイダー (ID: W0VH2UHS)

テイルズオブメモリア2015おもれーー!
……テイルズオブ大全1995-2016?知らんな


ハンターズアドベンチャー 〜エピソード クロス〜

第20話『海桐は組織を殲滅す』


ヴァールは特殊な薬を服用して治療を行う。その薬は、服用すると30分間膂力と引き換えに治癒術を扱えるようになる。尚、その薬は"バイル族"と言われる族の人間以外が服用すると死に至るとされており、ヴァールはバイル族なので服用が可能。他にも、バイル族は特殊な薬によって様々な術を時限付きで使えるようになる。そして、ヴァールは治癒術の扱いに長けており、死人以外は全て治せると言われている。

ヴァールは組織のアジトに到着すると、すぐに喜羅来の治癒に取り掛かった。治癒術の薬を服用し、手をかざすと、薄緑色の光が喜羅来を包んだ。喜羅来の傷はかなり深く、生半可な集中力じゃ治らないと悟ったヴァールは、全精神を込めて喜羅来の治療を行った。


20分後、無事喜羅来の治療は終了した。疲れ切ったヴァールは、シェンドとミアを迎えに行ったら寝ようと思いながら飛行船に向かった。

ふと、ヴァールが空を見上げた時だった。


ヴァール『……ん?』

赤色の何かが飛行しているのが見えた。そしてそれは数秒後、進路をこちらに変えた。

ヴァール『!? 何か……来る!』

謎の赤い物体の接近を伝えようとしたヴァールだったが、時既に遅しだった。

それはヴァールが乗ろうとした飛行船に直撃し、大爆発を起こした。ヴァールはなす術も無く吹き飛ばされた。

大爆発が静まった頃には周りの地形ごとアジトが吹き飛ばされていた。更地となった地に一人、赤い物体の正体が口を開ける。




詩衣葉『あれ、簡単に壊れちゃった。脆いね。じゃ、お姉ちゃんの所にもーどろ。』

詩衣葉はそう言うと、再び飛行を開始しようとした。その時だった。



ガキィィィン!

詩衣葉『?』

詩衣葉を攻撃したのはヴァールだった。禁薬により、一時的に体の傷を全快し、雷の如き速さを得て、体に電気が迸り、圧倒的な力を手にいれた。しかし、服用から10分が経過すると失神し、1週間目を覚まさなくなる。

ヴァール『よくも……組織を……!!絶対に潰す!!』

ヴァールはライトニングフラップに膨大な雷を込め、1秒間に重い一撃を1万回以上も加えた。



が。



詩衣葉『この程度なの?』
ヴァール『!?』

詩衣葉には全く通用していない。ヴァールはもう一度超連撃を加えた。しかし、結果は変わらなかった。


詩衣葉『何してるの?』
ヴァール『どういう事だ……。』

ヴァールは困惑した。超連撃は古龍をも瞬殺する程の力を持っているが、こいつにはそれが全く通用しなかった。一体どんな人間なんだ……と考えている時に、詩衣葉は言った。

詩衣葉『もう終わりにしていい?つまらないから。』

この言葉にヴァールは激昂した。

ヴァール『!!? ………貴様ァァァァ!!!』

ヴァールは纏っている電気を一気に解放し、詩衣葉に突撃した。

が、詩衣葉の目の前で赤いバリアによって突撃を止められた。

ヴァール『うおおおオォォォォ!!!』


詩衣葉『蝿ってやっぱりうるさいね。最期まで鳴くんだもん。』

詩衣葉はそう言うと、バリアを壊そうとしているヴァールを爆破した。雷は四方に拡散し、ヴァールは無残に散った。


詩衣葉『下らない遊びに付き合っちゃった。早くお姉ちゃんの所に帰らないと。』


詩衣葉は炎を纏って飛んで行った。


続く


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海桐(トベラ) 花言葉……偏愛など