Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ! 五代目!( No.65 )
  • 日時: 2015/12/09 21:43
  • 名前: vista (ID: CKEJOyAJ)

帰ってきました。
遅くなってすいませんww

歴戦記U 第三巻

第五章 決戦!ミラルーツ

 ミラルーツは、訓練所にいた。
鋭い咆哮による地の揺れ。
紅い眼から放たれる痛々しい視線。
白銀に輝く毛皮のような鱗。
赤黒く煌めく鋭い爪。
その全てが、ノエルを苦しめることになる。

 ノエルは、戦闘船を陸に着け、ユクモ村に上陸していた。その眼は、ミラルーツに戦いを挑む、勇ましい眼だった。

「ミラルーツはどこですか?」
「訓練所だが、あんた戦うのかい!?」
「ええ。急いでいるので。」

ノエルは村長に話しかけると、訓練所に歩き出した。
ナーガなんかよりも強いミラルーツに挑む。
筆頭ハンターも負けたあの竜に。

「高難度:元より来たる粗なる竜」
クエストを受注する。これが最後のクエストになるだろう。場所は訓練所。

「友情は…何にも負けないんだろ…!」

大剣を持つ。そして抜刀する。今ノエルは、総てを自分の手で終えようとしている。

「うわぁあああああああ!!」
痛々しい叫びと共にノエルは大剣を振りかざす。
ミラルーツは悲鳴をあげ、天を仰ぐ。
連続斬りを発動する。これはノエルの得意技!

これまでの歴戦記に終止符を打つために。
ノエルは斬った。
ミラルーツが倒れるまで切り続けた。

「キィイイイ!」
ミラルーツが呻き声を上げ、倒れた。
勝ったのだ。
ノエルがやったのだ。
動かない。そのミラルーツを見たノエルは呟いた。

「ロッド…。やったぜ…!」

第六章 祖竜の角

 剥ぎ取ってきたものは一つのみ。

「祖竜の角」レア度8 鋭く巻いた角。

これは武具の生産、強化に使うものではない。

マイハウスの小さな机の上の写真の元に、それをおいた。

「ロッド…。倒したぜ。」

ロッドの写真は、なんだかニッコリしているようだった。

歴戦記U 完結編 おわり

vista「今作は、4G〜Xの間のあるはずのないものです。次作はXの内容に入りますのでよろしくお願いします!」