Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ! 五代目!( No.55 )
  • 日時: 2015/11/29 09:43
  • 名前: モンモン (ID: qb0AYLRl)

あの、投稿が遅れて申し訳ありませんでした。

〜見つからないもの 探す者〜

第3話 雷狼竜と化け鮫

「ギャグウォォォォォォォ!」

ザボアザギルは殺気立った目を光らせながら、咆哮を轟かせる。
ミクルは一歩後ろに下がり王牙剣斧を構える。

ザボアザギルはミクルに向かい突進を仕掛ける。
ミクルはそれを軽々と避け、ザボアザギルの頭部にめがけて王牙剣斧を振り下ろす。

「バリッバリバリッ!」

ザボアザギルの氷の鎧が砕ける。
氷の破片が朝日を受け、宝石のような光を出す。

その数秒後、ザボアザギルは氷中に潜り込む。
ザボアザギルは、その背ビレだけを見せながら、ミクルの後を追っていく。
次第にミクルはスタミナがなくなっていき、立ち止まる。

「ハァハァ...」

その瞬間地響きが起こり、ザボアザギルが飛び出したかと思うと
ミクルの体は宙を舞い、地面に叩きつけられる。

「クソッ!」

ザボアザギルはその体を膨らませ、ミクルを口の中に入れる。
そう拘束状態だ。

ミクルはこやし玉をザボアザギルの口内で投げ、間一髪で脱出する。
だが、ザボアザギルはそれにも怯むことなく、攻撃の構えをする。

そこに、ミクルは避けるという選択を捨て、豪快に斬りこんで行く。
その姿は雷狼竜ジンオウガの魂が宿ったかのように。

「ギャグワァァァァァァァァ!!」

ザボアザギルは怒りが混じったかのような悲鳴をあげ。
その場に倒れこむ。
その後もミクルは、ザボアザギルに向かいスラッシュアックスを振り続けている。

「父さん...」

続く...