そろそろ小説書こうかな……と思い続けて早一ヶ月……
……すいません!只今絶賛テスト期間中ですが書きます!
ハンターズアドベンチャー 〜エピソード クロス〜
第15話『虚空に消えた記憶』
…………ここは、どこ?
何もない広大な空間にひとり、少女が立っていた。その少女の右肩には歯車と十字の刺繍が彫られていた。
少女は少し歩いた。周りを見渡すが、何処も深い黒に覆われている。少女は心細く感じた。
…………会いたいよ、お兄ちゃん……
その時、前方から何かが押し寄せてきた。
何か……来る……!逃げないと……!
少女は逃げようとしたが、体が動かない。
ーーーーーー!!
少女は死を覚悟した。黒みがかった紫の何かは少女を包み込む。
もう……ダメかも…………
その時だった。黒みがかった紫の何かから光が溢れ出る。そしてその光は黒みがかった紫の何かを打ち払った。
え……?
その光は右肩の刺繍から出ていた。光は徐々に消えていった。
この刺繍……こんな力があったなんて…………それにしても、この刺繍は何なのかな…………
少女がそう言った瞬間、その疑問に答えるかの如く遥か虚空から声がした。
『この刺繍はエンプジョン族の印』
!!
『眼が覚めた……?お姉ちゃん』
え……?
困惑する少女の目の前にいたのは赤髪の少女だった。
『どうしたの?』
少女は頭が回らず、ただ困惑するのみだった。
『まあ、困るのも当たり前だよね』
…………?
『だって、記憶を失っているもん』
…………!?
轟華『そんな訳ない!!わたしは轟華!!わたしのお兄ちゃんは廻斗!!それにわたしの友達の妃弓花にお兄ちゃんの友達の恐太!!記憶は何一つ失っていない!!』
轟華は怒鳴った。が、その直後に激痛が襲ってきた。
轟華『うっ……!!』
『無理しない方がいいよ、病にかかってる事忘れたの?』
轟華『病…………?』
『カルナヴォルグ病だよ、不治の病』
轟華『不治…………!?』
轟華は自分が今置かれている状況を理解出来なかった。
轟華『……そういえば、ここは何処?』
『ここ?ボク達の家』
轟華『だから……わたしはあなたの家族じゃない!』
『なら思い出させてあげるよ……"亜樹"お姉ちゃん』
続く
勉強嫌ああああ
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