うぇーい、暑い!
真秘伝珠に物申す
これマジ?製作難度の割に性能貧弱すぎるだろ...
タイト(ry
指痛(ry
4colors every tone 4章 狩色
---merito#側
m「...やって来た訳だが」
s「やっぱ雰囲気いいね、ココ」
m「そういやお前もともとユクモにいたはずだろ?なんでいきなり俺に会いに来たんだ?」
s「ぇと...恋しくなっt」
m「どうやら聞くまでもなさそーだ」
s「...さて、どんなのに会うかな~」
m「珍しく真面目だなー」
s「いっつも大真面目!」
m「...お、おう...w」
いつもの下らん茶番をしながら支給品を漁っているこの光景
m「たいまつは貰った」
s「え、いる?ソレ...」
m「何を言うか!このたいまつ凄いんだぞ!猫が踊るんだぞ!」
..........沈黙
s「え...それだけ?」
m「...」
s「よし、行こうか♪」
ほぼ散歩気分で渓流を巡る。
そして、木が生い茂るエリアに入ると、奥から何か音が聞こえてきた。
それは雷のようであり、鈴の音のようでもあった
m「んー...どうやらオウガっぽいな」
s「でもさ、なんか綺麗な音じゃない?優しいっていうかさ」
m「確かに...ってかこの音何なんだ?」
s「この前のラギア亜種みたいなアレじゃない?」
m「音の大きさ的に雷光虫一匹一匹がソレな気がしてきた」
一応、細心の注意を払い奥へと足を進める。
音は近づくに連れて大きくなり、もはや騒音と化している。
m「これは帯電状態解除しないとお話にならんな..」
更に奥へ、そして木々の隙間から姿を捉えることができた。
背中が七色に輝くジンオウガ。
騒音とも言える鈴の音の元であろう雷光虫はみるみるジンオウガへ集まっていく。
そして宿主であるジンオウガは身構え、何かを待つようにずっと体勢を変えない。
s「もしや既に気づかれてる?」
m「どうやらそうっぽいな、よし、俺は突っ込む、援護を頼むぜ」
s「もっちろん」
その言葉と同時に飛び出し、刀を抜き、背後から刃を向ける。
後ろからの襲撃に先手を取れる...と思いきや、ジンオウガは素早く体を回転させ前足を大きく振りかざす。
それと同時に背中から虹色の閃光が多量に飛び出し、前足に纏う。
m「なるほど、部位にソイツを纏わせて強化するんだな?だが甘いぜ!」
閃光が地面に炸裂するが、そこにmerito#の姿はなく、次の瞬間に強烈な風と共に刃が背を裂いた。
ジンオウガは大きく吹き飛び、横転。
m「名前つけるんだったら...」
m「飛燕牙龍閃...てとこか」
s「テイルズチックな技名だね」
m「...いや他の表現見つからないし...」
s「いやいや、漢字だけってのがアレなんだよ」
m「うっさい!狩りに集中しろ!」
s「は~い」
s「んー青が近くに無いな...この状況で色を使うのはちょっとアレかも」
s「仕方ない!とりあえず一発撃っとこう!」
大きく弓を引き、放つ。
放たれた矢の周りに氷刃が現れ、そのままジンオウガの後ろ足に命中。
命中した傷口から凍り、後ろ足の動きを制限した。
m「よし、これで戦いやすくなるな、サンクス」
s「このくらいお安いご用〜」
ジンオウガは起き上がり、再び雷光虫を纏い始める。
m「ん、待て、後ろ足に雷光虫が集中しているな...つってもその氷は溶けないが」
s「色だもんね〜水ぐらいじゃないと落ちないなーこれは」
m「さ、これでコイツの雷光虫は怖くない。悪いが死んでもらおう」
刃を掲げ、風を纏い、振りかざす。
風速はなんと100m/s
これが色でなければmerito#はこの刀を持つことさえできない速さ。
それがジンオウガに命中。
後ろの木まで吹き飛んだ。
m「ぃよっし、流石色、使い勝手良いな」
s「問題は雷光虫だけど...見た感じ普通の雷光虫になってるね」
m「...てことはまた甲殻か」
案の定蓄電殻の中に宝玉が入っていた。
m「なんだろうな、移るのかな、コレって」
s「分からんことだらけだな~」
完
..................眠い。