Re: モンハン小説を書きたいひとはここへ! 五代目!( No.442 )
  • 日時: 2016/09/22 20:40
  • 名前: クルセイダー (ID: E867aM0s)

夏休みキターー!!

ハンターズアドベンチャー 〜エピソード クロス〜

第12話『闇の中の暗殺者と知の神』


廻斗達は再び渓流へやって来た。最近この辺りで迅竜ナルガクルガが出没しているらしく、廻斗達は延髄目当てで狩猟に向かった。

廻斗達はナルガクルガの居るであろうエリア6に足を踏み入れた。
そこには案の定、ナルガクルガの姿があった。

廻斗『お、いたいた。』
恐太『さて、やるか。』
グナイアクト『延髄が一発で出てくれば良いけど……』
ムルシューフ『そんな事言ってると出なくなるよ。』

廻斗はナルガクルガの背後からTHEインパルスを突き刺した。
ナルガクルガは廻斗達に気づき、咆哮した。廻斗は咆哮をガードし、即座に砲撃を行った。
突きと砲撃を繰り返していると、恐太が声をかけてきた。

恐太『廻斗!"龍天衝"やるか?』
廻斗『ああ!』

廻斗は返事をした後、ナルガクルガが攻撃してくるのを待つ。

廻斗『!! 今だ!』

廻斗はナルガクルガの攻撃に合わせてガードをし、THEインパルスを勢いよく突き刺す。ナルガクルガはいきなりの攻撃により怯む。そして、恐太がナルガクルガを足蹴にしてジャンプし、テュランノスの龍エネルギーを解放。そして刃を下に向ける。廻斗は叩きつけを行った後、竜撃砲の準備をしていた。

廻斗&恐太『『龍天衝!!』』

掛け声と共に、廻斗は竜撃砲をナルガクルガに放ち、恐太はナルガクルガの背中に勢いよくテュランノスを突き刺した。ナルガクルガはかなり堪えた様子で、疲労した。

恐太『おお、減気滅龍ビン結構使えるな……』

恐太はテュランノスに内蔵されていた滅龍ビンにクタビレダケとシンドイワシ、ついでに龍殺しの実を調合し、"減気滅龍ビン"を作り上げた。その名の通り、龍エネルギーと疲労成分が含まれている。減気効果はかなり強力で、力を最大限に解放した状態で攻撃すると、ほとんどのモンスターが疲労する。ちなみに龍殺しの実を調合した理由は、元の龍エネルギーが弱いから、だそうだ。

一方、グナイアクト達は"力"を使わずに普通に攻撃していた。だがしばらくすると、ムルシューフが力を使いたいと言い出す。

ムルシューフ『そろそろ力を使いたいんだが……』
グナイアクト『止めにでも使え。俺は前にジンオウガの狩猟開始1分後ぐらいに力使ったらジンオウガは速攻絶命したからな。』
ムルシューフ『ならいいじゃないか。すぐに終わらせないと、タイムリミットが……』
グナイアクト『おっと、そうだった。んじゃ、ぶっ放してくれ。』

ムルシューフは愛用の緑色のグラン=ダオラの銃口に力を込めた。すると、凄まじい風エネルギーが出来た。ムルシューフはナルガクルガに確実に当たるように調節し、廻斗達に声をかけた。

ムルシューフ『廻斗!恐太!今から力を使うから離れてくれ!』
廻斗『お、おう!』
恐太『頼んだ!』

廻斗と恐太達はナルガクルガから離れた。
それと同時に、力は放たれた。
銃口から凄まじい勢いで竜巻が発射され、ナルガクルガの身体を貫いた。ナルガクルガは絶命した。

廻斗『シューフの力もすげぇな〜〜』
ムルシューフ『まあね。俺は昔"知の神"と呼ばれてた。調合で人知を超えた物を作るからって。まあ確かに、俺の作ってきた物はどれも強力だけど……』
グナイアクト『それ以上は止めておけ。傷口を抉るぞ。』
廻斗『シューフ。無理に話すな。』
ムルシューフ『みんな、ありがとう。さて、剥ぎ取りますか!』




廻斗『延髄出たー』
恐太『廻斗の運の良さは未だ健在か。』
グナイアクト『次はどうするよ?』
ムルシューフ『この辺り出没するモンスターは……確か後タマミツネがいたはず。』
グナイアクト『確か最近目撃されたモンスターの一体だったよな。』
ムルシューフ『そう。ちなみにタマミツネはハンター業界では"四天王"と呼ばれているんだ。』
廻斗『てことは四天王と呼ばれるモンスターは後3体いるって事か?』
ムルシューフ『その通り。じゃあ、次の狩りの準備をしよう。』

ムルシューフが食事テーブルに向かおうとした時、恐太が呼んだ。

恐太『待ってくれ!俺に、シューフが作り上げた調合を教えてほしい!』
ムルシューフ『……恐太はそれを誤って使わないと約束するかい?』
恐太『もちろんだ。』
ムルシューフ『わかった。廻斗!アクト!ちょっと恐太に俺が作った調合教えてくるから、時間くれ!』
廻斗『わかった!』

ムルシューフは恐太と一緒に家に入った。

グナイアクト『あの家……ファラのか。』
廻斗『へぇ〜。挨拶のついでに家借りるのか?』
グナイアクト『そうだろうな。よし!俺達は飯食おうぜ!』
廻斗『わかった!』

廻斗とグナイアクトは食事テーブルへ向かった。


続く


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