滅亡ノ煌放チシ月蝕
ネタバレ:F回航録のラスボス。
内容:短編のストーリーを本編の素材補給中に書く感じ。
1章 月蝕
今日は月蝕。このアリトナ地方において、月蝕は災厄の象徴と言われる(ミラ三兄弟?ちょっぴり関係あるかもね。)
村民が不安そうにしていると、そこに一人の少年が来た。何故だか知らないがとっさに名前を呟いていた。
「ルナス」そう。彼の名はルナスだった。月触(Lunar eclips)の影響か、そう呼んでいた。
しかし意外なことに、妙に親近感が沸く。気味の悪い親近感が。だが気づけなかった。彼の目が月蝕の如く美しく禍々しい光を放っていることに。滅亡の未来に。
いつしか「彼」はいなくなってしまい、まるで彼がいなかったかの如く平穏な日を送っていた。
彼の名前も、顔さえも忘れた。いや、消された。
そして、月蝕が来た。妙に連続して来ている。しかし、その事に気づく頃に、このアリトナ地方は滅亡の運命にあった。月蝕の進み具合と連なって、アリトラの大地が照らされて行く。アリトラの大地は物音1つ立てず
崩れていく。崩れるというより、喰われる、蝕んでいく。といった表現だろうか。そこにいた生物は形を変え、翼を生やし、ある方向へと飛んでいく。その容姿は、宛らエギュラスのようだった。
そしていつしかアリトラという名前は忘れ去られ、月蝕の光に包まれた。
ルナ「月蝕の煌(ヒカリ)に包まれて忘却の彼方へ消え去る。これが...グァンゾルムとミラルーツのχ(ネクロス)の融合...か。面白い、次は...ポッケでも潰しておくか。」
続く
あとがき
え?モンハン要素は?と思ったそこのあなた。今回が酷すぎるだけだ。F回航録に出てくる頃にはモンハン(?)
になるから。...多分。極限征伐戦にルーツさん出たらほぼ確定ですから。
χ←これ本当はカイって読むんだけど...思い立ちでネクロスにしました。
では。
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